手紙のチカラ／豊かな暮らしに＋α

＼あなたにしか書けないオンリーワンの一通を／
SNS時代に生きる
手紙のチカラ

形に残る思い出として、何度も読み返すことができるのが手紙の魅力。受け取った相手に、しっかりと気持ちを伝えられるはず。電話やメールで気軽に連絡が取れる今だからこそ、手紙の力を借りてあなたの思いを届けてみませんか。今回は、手紙に関する注目のサービスやご当地話題を紹介します。

Topic 01 1年後に届く自分宛ての目標や夢
「TOMOSHIBI LETTER」（運営：FREEMONT、東京都港区）は、1年後の自分や大切な人へ手紙を送るサービスを提供するオンラインショップです。ポストカード、宛名カード、宛先が記載された専用封筒が入ったレターセット（870円）を購入し、ポストカードに手紙を書いて切手を貼って投函（とうかん）するだけ。1年後に指定の送り先へ届きます。この1年間に頑張りたい目標や夢をつづり、自分宛てに送ってみては。自分自身と向き合うきっかけになります。旅先で書いてみたり、結婚式や記念日などにパートナーと一緒に書き合ったりするのもすてきです。
〈DATA〉TOMOSHIBI LETTERオンラインショップ

Topic 02 伝えられなかった思い預かる郵便局（C）Yoshinobu Motoda
香川県三豊市の粟島に、届けられないはがきを預かる郵便局「漂流郵便局」があります。亡き家族への感謝の気持ち、別れた恋人へ伝えられなかった言葉…。過去、現在、未来、いろんな人に宛てて書かれたはがきは、局内にオブジェとして飾られています。粟島で郵便局長を務めていた中田勝久さんが、毎月第2・4土曜に郵便局をオープン。13〜16時の間、飾られているはがきを読むこともできます。
（送り先／〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島1317-2 漂流郵便局留め◯◯◯◯◯様）※差出人住所は不要
〈DATA〉漂流郵便局　香川県三豊市詫間町粟島1317-2 0875-73-3013（三豊市観光交流課）

Topic 03 SNSでも話題 ユニークポスト
会員制交流サイト（SNS）で注目されている、全国各地にある変わったカラーやデザインのご当地ポスト。広島市内には、1952年の第4回郵便友の会全国大会を機に平和記念公園（中区）内に設置された「平和記念ポスト＝写真＝」があり、投函すれば郵送してくれます。コイン通り（佐伯区）には、金色の菊が描かれた「願いを届ける郵便ポスト」も。

〈専門店で探す 気持ちにぴったりの便箋や封筒〉
喜ぶ顔想像して選ぶ
広島市中区の「つばめゆうびん」は、便箋や絵はがき、封筒、切手など郵便関連商品の専門店です。手紙を書き慣れていない人には、一筆箋やポストカードが人気。ちょっとしたお礼を伝えたいときなど、便箋よりも手軽で、メモ紙よりも丁寧な印象を与えます。お礼状を書くなら花束をモチーフにしたもの、病気の療養などで自宅にいる人に送るなら元気が出るポップな絵柄と、相手の喜ぶ顔を想像しながら選んでみましょう。

同柄のはがきと切手で印象的に
かわいい動物のイラストが描かれたポストカードと、同じイラストの切手がセットになっています。書いてすぐ近くのポストへ。表と裏で統一感が出て、より印象的になります。（写真：カピバラ舎〈おたより部〉ポストカードと切手のセット各270円〜）

「気持ちを一言」なら一筆箋
一筆箋なら、日常使いの言葉でさらりと書いて、封筒に入れて郵送ができます。贈り物を渡すときなどに、メッセージカードのように添えて使うのもお薦めです。（写真：アカネイロワークス486円、おりでちせ378円、チャレンジ200円などがそろう）

〈DATA〉つばめゆうびん　広島市中区東白島町21-17 1階　070-5308-1769