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茨城発 家族テーマの舞台/スポットライト

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劇団「イチニノ」
作・演出の前島さんが主宰し、茨城県内に拠点を置く劇団。前身は1999年設立の「演劇集団スリーサイズ」。自主公演23回、延べ約4千人を動員。2015年、新たに「イチニノ」を結成。主に全国の演劇祭などに参加
作・演出 前島 宏一郎さん(右) 照明スタッフ 赤城 治利さん

茨城発 家族テーマの舞台
茨城発の劇団「イチニノ」が10月26、27の両日、JMSアステールプラザ(広島市中区)で「なかなおり/やりなおし」を上演する。公演を前に、作・演出の前島宏一郎さんと舞台照明を担当する赤城治利さんがPRのために広島市を訪れた。
上演作品は、大都市近郊の地方都市が舞台。古里に執着する母と、地元を離れ都会で暮らす娘を軸に物語が展開する。母の病をきっかけに、父によって実家に呼び寄せられた娘は母や古里とどう向き合うのか―。前島さんは「人間の機微や不条理な心のありように加え、地方共通の課題を掘り下げた作品。地域と家族がテーマの演劇に共感してもらえたら」と初の広島公演に期待する。
2015年結成の「イチニノ」は、茨城を活動の拠点としながらも全国各地を巡演するスタイルの劇団。今年だけで広島を含む6カ所での公演を組んだ。16年ほど続いた前身の劇団には固定ファンも多かったが、「外の評価を得て成長したい」という前島さんの思いで劇団を再結成。あえて縁がない場所での上演にこだわってきた。
茨城県石岡市役所職員の仕事と劇団運営を両立させている前島さんのよき相談相手として、公演をサポートする赤城さんも「茨城は東京に近いので、かえって文化芸術が育たない。私たちが外に出て各地の演劇人に触れ、茨城を刺激する材料を持ち帰りたい」と言葉に力を込める。前島さんも「同じ思い、悩みを抱える地方の劇団とつながりたい。広島の劇団とも交流ができたらいいですね」。

Info.
公演はJMSアステールプラザ多目的スタジオ(中区)で、10月26日19時と27日14時の2回。前売り一般2千円、学生千円(当日500円増し)。
問い合わせは082-244-8000(同プラザ情報交流ラウンジ)

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