演劇「ヒロシマの孫たち2022」原爆の日に上演 | アシタノ メインコンテンツにスキップする

演劇「ヒロシマの孫たち2022」原爆の日に上演

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被爆者の証言を基に制作され、広島の市民が継続的に上演している演劇「ヒロシマの孫たち2022」が8月5、6の両日、JMSアステールプラザ1階市民ギャラリー(広島市中区)であります。

 

「ヒロシマの孫たち」は、演劇を通して戦争の悲惨さや平和の大切さを伝承するプロジェクト。広島在住の経験がある英国人で、演劇プロデューサーのマリーゴールド・ヒューズさんが2014年、オーラル・ヒストリーと演劇を融合した作品制作を企画し、広島の子どもたちと一緒に被爆者15人にインタビューしました。

 

 

その証言を基に劇作家・演出家の瀬戸山美咲さん(ミナモザ主宰)が脚本、英国の劇団「ロンドン・バブル・シアター・カンパニー」のジョナサン・ぺサブリッジ芸術監督と現代人形劇グラシオブルオ(東京)の秋葉よりえ芸術監督が共同演出することになり、証言を集めた子どもらとワークショップでイメージを膨らませながら作品を制作。15年8月の初演から上演を続けています。

 

今夏の公演では、事前に開いたワークショップの参加者を含む小学生から50代までの約10人が出演。初演から関わり続けている俳優の宮地綾さんが演出を担当します。劇中では、焦土を生き抜き、復興に力を尽くす人々の姿が描かれます。また、戦中の暮らしや兵役のこと、戦争や原爆でかなえられなかった夢などについて語る被爆者のインタビュー音声も使われます。

 

<作品情報>

脚本:瀬戸山美咲

演出:宮地綾

美術:ウエダサユリ

音響・照明:池田典弘・岸本夏芽

制作:小笠原由季恵・田城美怜

協力:木谷幸江

チケットの問い合わせ:☏082-231-8015(NPO法人子どもコミュニティネットひろしま)、☏082-244-8000(JMSアステールプラザ情報交流ラウンジ)

ヒロ孫ウェブサイトhttps://grandchildrenofhiroshima.com/

この記事を書いた人

仁科久美(メディア中国編集部 ライター・編集者)

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