ワンピースで個性を表現／ファン　ファッション（広島市中心部）

着る人の個性を引き出すシンプルなアイテムが並びます。「しっかりした縫製で、長年着回しできるものを目指しています」と店長の高城恵美さん。上質な素材を使い、着心地の良さも大切にしています。９月中旬に入荷予定の秋冬ワンピースを一足先に見せてもらいました。

木をモチーフにした柄が特徴的なのは「２ＷＡＹワンピース」（２万３１００円）。ボタンがある面とない面のどちらを前にしても着られます。ボタンを全部開けて、パンツやロングスカートと合わせてもおしゃれです。

「ボレロワンピース」（２万４２００円）は、一枚で重ね着風になります。ボレロの裾を絞れば、ワンピースのラインを自分好みに調整できます。

「サックワンピース」（１万７６００円）は、襟が立った「ハイカラープルオーバー」（１万３２００円）と合わせたモノトーンコーディネートがお薦めです。

（宮地佳代）

自社ブランドの洋服を中心に、レディースのファッションアイテムを取り扱っています。かわいらしさと大人の雰囲気を兼ね備えた、ディテールに凝った服が多く並びます。

袖口と裾に半円形のスカラップ刺しゅうを施した「すばらししゅうワンピース」（全３色、２万８６００円）は、高級感とビンテージ感が漂う一着です。刺しゅうの重なった裾はボリュームがあり、歩くと足元がふわりとした印象に。「かわいさの中にも上品さがあるので、お呼ばれの際にもお薦めです」とスタッフの吉崎梨沙さんは話します。

「柄のセレブレーションワンピース」（全４色、１万７３８０円）は絵画風な柄が特徴で、アート感あふれるデザインです。ウエストの絞りを調整するとニュアンスが変化。秋口はインナーにハイネックを合わせて重ね着をすれば、おしゃれの幅が広がります。

（近藤那美）

デザイン性のある、きれいめカジュアルがそろいます。「残暑が厳しい今の時季には、肌触りの良いワンピースが引き続き活躍します」と店長の細田留美さん。涼しげなワンピースと秋らしい羽織物との組み合わせを提案してくれました。

ウエストラインを斜めに切り替えたワンピース（１万８９０円）は、視覚的な効果でスタイルが良く見えます。麻とレーヨンの混紡素材は肌に滑らか。透けない素材なので裏地がなく、涼しく快適です。丈の短いボレロ（８６９０円）を合わせると、バランス良く着こなせます。ベージュやブラウンと相性の良いオレンジは、秋に取り入れたい色の一つです。

「ふんわりした薄手のワンピースに、品のあるジャケットを合わせるスタイルもお薦めです」と細田さんは話します。きちんとした印象になり、通勤でも着られます。

（難波亮子）