映画「WKW 4K」 カーウァイ作品 日替わり上映 | アシタノ メインコンテンツにスキップする

映画「WKW 4K」 カーウァイ作品 日替わり上映

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世界的な映画監督ウォン・カーウァイ氏の珠玉の5作品を日替わりで鑑賞できる「WKW 4K」が、全国で順次公開しています。シネマ尾道(尾道市)ではすでに公開中、サロンシネマ(広島市)では9月23日から、八丁座(同)では10月7日から始まります。(写真は「花様年華4K」© 2000 BLOCK 2 PICTURES INC. © 2019 JET TONE CONTENTS INC.)

 

目次

「天使の涙」© 1995 JET TONE PRODUCTIONS LTD. © 2019 JET TONE CONTENTS INC.

 

カーウァイ監督の代表作「花様年華」(2000年)の製作20周年を記念して過去の作品が次々と4Kレストア化され、監督自身のこだわりで画面サイズや音声などが修復されました。カーウァイ監督の作品で欠かせない存在だったのが、撮影監督クリストファー・ドイル氏。2人がコンビを組んで生み出した映像は、それまでのアジア映画のイメージを一新させました。1990年代に日本で巻き起こったミニシアターブームをリードしたスタイリッシュな映像と世界観は、今もなお多くのクリエイターに影響を与え続けています。

ラインアップ

「恋する惑星4K」© 1994 JET TONE PRODUCTIONS LTD. © 2019 JET TONE CONTENTS INC.

 

2人の警官が味わう失恋とすれ違う恋模様を描いた「恋する惑星4K」(94年)は、カーウァイ監督が注目を集めるきっかけとなった作品。「天使の涙 4K」(95年)は、「恋する惑星」の一部のストーリーを独立させて製作されました。

 

「ブエノスアイレス4K」© 1997 BLOCK 2 PICTURES INC. © 2019 JET TONE CONTENTS INC.

 

アルゼンチンを旅するゲイカップルを描いた「ブエノスアイレス 4K」(97年)では、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。既婚者同士の切ない恋を静かに映した「花様年華 4K」(2000年)は、主演のトニー・レオンがカンヌで男優賞を受賞しました。「2046 4K」(04年)は、日本のアイドル木村拓哉を器用して話題に。5作品のうち4作品で主演のレオンをはじめレスリー・チャン、金城武らアジアンスターの若き日の姿も見ることができます。

上映館

 

© 2019 Jet Tone Contents Inc. All Rights Reserved.

 

シネマ尾道(~10月7日)、サロンシネマ(9月23日~10月6日)、八丁座(10月7日~13日)

※作品ごとの詳しい上映日時や時間は、各映画館のHPで確認してください。

この記事を書いた人

仁科久美(メディア中国編集部 ライター・編集者)

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