小粋な大人ファッション/上品でシンプルなアウター
トレンドを押さえた大人の小粋な装いを紹介します。
【テーマ】上品でシンプルなアウター
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裏地なしのリバーコートで軽やかに
秋冬は、アウターが着こなしのセンスを左右します。薄手に見えても暖かくシンプルなコートやブルゾンを選んで、おしゃれ上級者を目指しましょう。
Aのアウターは、大きめのフードが付いたミドル丈のリバーコートです。「リバー」とは、2枚の布を1枚として縫い合わせること。この処理によって裏地が必要なくなり、中にニットなどを着ても滑りが良く、着やすいのが特徴です。高品質のウール素材を使い、フロントボタンも一つだけというシンプルさが上品に見せてくれます。さらっと羽織って様になる1枚です。
Bもリバーコートですが、ポケット付きのブルゾン型でショート丈。フロントがファスナーなのですっきり見え、かしこまったジャケットよりもラフな感覚で羽織れるのが、おしゃれです。目の詰まった薄手のウールセーターとフロントにタックが入ったセミAラインのチェックスカートを合わせると、品良くまとまります。ポイントは、久しぶりにブーム到来のロングブーツ。といっても、1990年代に流行したミニスカートと合わせるスタイルは、勇気が要ります。スカートを膝下丈にして、ブーツの履き口を隠すのが大人の着こなしです。すてきな装いで美術館や劇場を訪れ、心豊かな時間を過ごしてみませんか。
粋 Point (1) アクセサリーをアクセントに
シンプルな装いは、スカーフやアクセサリーを楽しめる。パールデザインのワントップネックレスは、1点で華やかに。
粋 Point (2) ジョッキーベルト付きのロングブーツ
履き口と足首にあしらわれたベルトが目を引くデザイン。歩幅も大きめに、街を闊歩(かっぽ)して。
粋 Point (3) 巾着型のエコファーバッグ
最近は、環境問題を意識して動物の毛皮を避ける人も多い。エコファーなら気軽に取り入れられ、秋冬らしい雰囲気をプラスできる。
取り扱いは天満屋福山店、天満屋岡山店、 そごう広島店などの「23区」で
教えてくれた人
オンワード樫山
中国・四国エリア管理Sec.
田中 義基さん