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保育士のママ/豊かな暮らしに+α

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園児の個性を尊重 思いやりの心育む
高陽なかよし保育園 保育士 倉本基美さん(36)広島市安佐北区Profile くらもと・もとみ/広島市出身。2004年、比治山短大幼児教育科を卒業。高陽なかよし保育園で保育士として勤務し、11年に結婚。現在は年長組の担任を務める。夫と6歳の長女、4歳の長男との4人暮らし。

行事が多彩な年長組を担当
保育士として働く母の背中を見て育ちました。とても楽しそうに働く母の姿が幼な心に印象に残っており、自然とこの仕事を目指しました。高陽なかよし保育園では就職当時からさまざまなクラスの担任を経験し、今は年長組の担任をしています。
年長組は、園内での保育だけでなく、行事がたくさんあります。イモの苗植えや収穫、餅つき体験、お泊まり保育、運動会や参観日…。準備や段取りは大変ですが、子どもたちの楽しそうな表情を見ると、やりがいを感じます。
子どもの初体験に出合う喜び
園では、子どもたちの成長を日々感じています。例えば、初めて逆上がりができたときや、初めての言葉を話せたときなど、子どもにとっての初体験に出合うことがあります。そんなときに、喜んでいる姿や自信を付けている様子を見ると、うれしい気持ちになります。園で大切にしているのは、一人一人の個性を尊重しながら、みんなとの共同作業を通して成長していくこと。家族や友達のことを思いやれる心を育んでいきたいと思っています。
子育ての悩み同僚と共有
2人の子どもの産前産後休業、育児休業を経て職場に復帰しました。仕事と家事・育児の両立は、家族の協力があってこそだと日々実感しています。時差勤務のため私が朝早く家を出るときは、夫や義母が、子どもの保育所の送迎をしてくれて、感謝しています。また、夫が洗濯物を干し、私が食事や子どもの身支度、持参物の確認を行うなど、やるべきことを夫婦で分担しています。
職場には子育てをしている保育士が多く、「大変なこともあるけれど助け合っていこうね」と、近況や子育ての悩みを共有できることは心強いです。仕事を続けられるのは、子育てに対する理解が得やすく、働きやすい環境のおかげです。私自身、子どもの成長に合わせて柔軟に対応しながら、仕事と家事・育児のバランスを取って働いていきたいです。

マイブーム
家族みんなでカープ観戦
私と夫のカープ好きが高じて子どもたちもファンになり、シーズン中は家族でカープ観戦に行きます。また春から試合が始まるのが楽しみです。kuramoto-sab.jpgそれぞれお気に入りのユニホームを着て観戦へ。ここ数年は家族旅行も兼ねて、マツダスタジアムのほか県外の球場でも観戦を楽しんでいるのだそう

サスペンスドラマを観賞
時間があるときに、録画しておいた2時間ドラマを見ます。サスペンスが好きで、「赤い霊柩車」「法医学教室の事件ファイル」シリーズを見ることが多いです。

ある日のタイムテーブル
5:30 起床、朝食、身支度など
8:00 通勤途中に子どもを保育所へ
9:00 業務開始
17:45 業務終了、保育所と学童保育へ迎え
18:45 帰宅、夕食準備
19:30 夕食、家事、子どもの宿題チェック、入浴など
21:30 子どもを寝かしつけ
22:00 就寝

〈取材協力〉高陽なかよし保育園 広島市安佐北区亀崎3-6-16 082-841-3399

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