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個性光るディープな広島(1/3)

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広島がもっと楽しめる
名物スポット8
広島といえば宮島(廿日市市)や平和記念公園(広島市中区)といった観光地が思い付きますが、他にも名物スポットはたくさんあります。今回は、レトロな雰囲気が漂う飲食店街や人気歌手が学生時代に通ったお好み焼き店など、広島がもっと楽しめるディープなスポットを紹介します。

<エキニシ巡り>
01.jpgレトロな街に多彩な飲食店
再開発が進むJR広島駅周辺。その一方で、南口の西側にある通称エキニシ(広島市南区大須賀町)には、古民家が立ち並ぶ昭和レトロな町並みが残ります。新しい店も次々にオープン。立ち飲み居酒屋やジビエ専門店、タイ料理店、日本酒バーなど個性的な飲食店がひしめき合う、まさにディープなエリアです。
02.jpg  中でもユニークな店が、立ち食いスタイルの焼き肉店「三五十五(さんごじゅうご)」。広島牛や佐賀牛のA4、A5ランク肉を中心にそろえ、好みの部位を1枚単位で注文できる気軽さが魅力です。「A5和牛コーネ」(220円)は、広島ならではのメニュー。牛1頭から2キロほどしか取れない希少部位コウネ(コーネ)は、県外ではほとんど出回っていない〝幻の肉〟といわれています。「脂身が甘く、とろけるような肉の食感が味わえます」とスタッフの石川裕太さん。サッと表面をあぶったら、特製のポン酢だれを付けていただきましょう。
03.jpg「コーネのウニ・イクラ巻き」(968円)など一品料理も豊富

04.jpg<DATA> 三五十五
広島市南区大須賀町13-27-1
営業時間/18:00〜24:00 定休日/なし  082-568-1577

<ホルモン天>天ぷら まめすけ
07.jpg
12種の部位 自分で切り分け
江波山の麓にある「まめすけ」は、独特の歯応えと味わいが魅力の「ホルモン天ぷら」の店です。「広島産和牛の新鮮なホルモンを仕入れて丹念に下処理し、高温でサクッと揚げています」と店長の鍋島好寛さん。提供部位は、定番の白肉や濃厚なうま味のビチ、脂が乗って赤肉に近い味のハラミなど12種類(143円〜)。はさみを使い、食べやすい大きさに自分で切って食べるのが、まめすけ流です。つけだれは、韓国産の唐辛子を入れたポン酢。唐辛子に辛味はなく、入れるほどに風味が増します。締めには「でんがく汁」(440円)を。カツオベースのだしに5、6種類のホルモンのうま味が効いた逸品です。
<DATA> 天ぷら まめすけ
広島市中区江波西1-29-21
営業時間/17:00〜23:00(LO22:30)、日曜はランチ11:30〜15:00(LO14:30)も営業 定休日/火曜 082-295-5255

 

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