ほっと一息　コーヒー時間／ぷちとりっぷ（広島市中区東白島町）

バリスタの店主、花岡美輝さんが切り盛りするカフェです。産地や農園が明確で高品質な「スペシャルティコーヒー」を扱っています。

エスプレッソに蒸気で温めたミルクを加えた「カフェラテ」（５８０円）は、愛くるしいラテアートで人気の一品です。豆は店のオリジナルブレンド。東広島市の焙煎（ばいせん）所「アースベリーコーヒー」から仕入れています。「私の名字にある“花”にちなみ、華やかな香りが特徴です」と花岡さん。気温や湿度、抽出するマシンの状態などによって豆の引き具合や抽出温度を調整し、エスプレッソを一定レベルの味に仕上げます。フルーティーな豆の香りとミルクのほのかな甘みが楽しめる一杯です。

ご飯に合うおかずをメインにした月替わりの「ランチ」（１１００円）も好評です。プラス３００円で好きなドリンクを選べます。
（藤田菜穂子）

上質なコーヒーと、コーヒーに合う洋菓子を提供します。フランス料理店桜下亭（おうかてい）（広島市安佐南区）を運営するジャオ（同）が開き、５日で１周年を迎えます。落ち着いた雰囲気の店内で味わえるほか、気軽なテイクアウトも好評です。

ほっとする優しい甘さの「マロッキーノ」（６１０円）は、これからの季節にぴったり。チョコレートソースの入ったカップにエスプレッソを抽出し、泡状のミルクを加えます。

丁寧にドリップするコーヒーは、品質が保証された「プレミアムコーヒー」以上の豆を使用し、７種類を用意しています。フルーティーな味わいや苦みの強いものなど、好みに合わせて選べます。味に深みとこくのある桜下亭ブレンド「関山（かんざん）」（３８０円）は、食後の一杯にお薦め。濃厚なガトーショコラ（３６０円）などのスイーツにもよく合います。

（難波亮子）

菓子やワイン、コーヒー豆などのオーガニック食品を販売しています。店内では自家焙煎のコーヒーと一緒に、オリジナルのパウンドケーキやベーグルを食べることができます。

提供するコーヒー豆は、カフェインレスを含め６種類。無農薬栽培の生豆をじか火焙煎し、「酸が立たない味わいに仕上げています」とオーナーの高岡和彦さん。お薦めは、ハンドドリップで入れたホットの「オーガニックコーヒー」（３３０円）です。ペルー産の豆をひいたコーヒーは、酸味が強くなく飲みやすいと好評。マイルドで後味はすっきりとしています。

パウンドケーキは膨張剤を使わず、卵だけで膨らませています。バターを控えめにしてオリーブオイルを加える製法で、油っこさを感じさせません。レモンやクルミ、抹茶など８種類の味があり、コーヒーのお供にぴったりです。

（近藤那美）