【ものづくり現場リポート】vol.6 アヲハタ株式会社のフルーツジャムができるまで | アシタノ メインコンテンツにスキップする

【ものづくり現場リポート】vol.6 アヲハタ株式会社のフルーツジャムができるまで

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キユーピー&アヲハタの創始者である中島董一郎氏が米国ではマヨネーズ、英国で出会ったのがオレンジママレード。それが広島県竹原市忠海にあるアヲハタのはじまりです。長い歴史の中で「ジャムのアヲハタ」から「フルーツのアヲハタ」へと変革を続ける、アヲハタの今を取材してきました。

01. 「良い商品は、良い原料から」 信頼のきずなが生み出す果実

 「美味しさの7割は原料で決まる」と、品質にこだわっているのが原料であるフルーツ。1年間を通して美味しいジャムをつくるため、例えば一番製造量の多いジャム用のイチゴは、海外で生産しています。そこでは生産者との信頼関係が何よりも大切です。甘み、色、香りの基準を満たすアヲハタこだわりのイチゴを、丁寧に育て、収穫・冷凍保存。国内工場でジャムへと加工します。

02. 「香り戻し技術」 フルーツの美味しさをそのままに

“フルーツの美味しさ、フレッシュさをそのままジャムにしたい”と、製造工程でもひと工夫。「密封」「殺菌」といった保存技術に加えて「ファインフルーティー製法プラス」を導入。加熱量を低減することで素材の味わいやフレッシュな果実感を残したり、充填時の酸素量を減らすことで酸化による風味劣化を抑え、鮮やかな色あいと香りを長持ちさせます。さらに製造工程で蒸発してしまう「香り」をジャムの中に戻す「香り戻し技術」で、よりさわやかでフルーティなジャムが出来上がります。

03. フルーツで人々を幸せにしたい 使う人や環境を想って考え続ける

「フルーツで世界の人を幸せに」という想いのもと、ジャムだけではなくさまざまな商品が誕生しています。また、容器メーカーと共同でパッケージの改善・開発など、SDGsやユニバーサルデザインにも熱心に取り組んでいます。そして、フルーツの摂取量向上にも貢献することがアヲハタのテーマのひとつ。ただパンに塗るだけじゃない新たな食シーンの提案や、アレンジレシピをホームページに掲載しているので、ぜひチェックしてみて!

04. 工場見学やジャムづくり体験で大人気 「ジャムデッキ」の予約はお早めに

<工場見学・ジャムづくり体験>

予約受付時間/営業日の9:00~18:00
料金/ジャムづくり体験1セット 800円、工場見学コース 無料
開館日/火曜~土曜(9:30~16:30)
休館日/日曜・月曜・祝日・年末年始・その他指定休日あり
予約電話/0846-26-1550
◎ジャムづくり体験は中学生以上対象
(小学生は保護者の方と2人1組で体験可)
※詳細はホームページをご確認ください

 

アヲハタジャムデッキ見学予約へ
https://www.aohata.co.jp/experience/jamdeck.html

Interviewer memo

ジャムデッキでは商品の歴史を見ることも可能!例えば果物だけの甘さの「まるごと果実」は、1997年誕生当時から名前を変えパッケージを変え、創意工夫の末に、アヲハタの新たな人気商品へと育ちました。社員ひとりひとりが自社製品に誇りを持ち、より良い商品をつくろう!という熱い想いを感じました。

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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