【暮らしのQ13】子どもが運動に苦手意識があるようです。押し付けにならないように、スポーツに興味を持ってもらいたいです。 | アシタノ メインコンテンツにスキップする

【暮らしのQ13】子どもが運動に苦手意識があるようです。押し付けにならないように、スポーツに興味を持ってもらいたいです。

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小学校低学年の子を持つ読者の方から、運動会を控えてこんなお悩みが届きました。スポーツアカデミー事業を手掛け、多くの子どもと運動を通じた取り組みを行う安部友裕さんに答えてもらいました。

 

やるかやらないかは本人次第! 一緒に楽しみながら「芽」を伸ばしていきましょう

プロ野球引退後、指導者として多くの子どもたちと関わってきました。子どもたちと接して思うのは、一人ひとりのやる気や興味次第で伸びる子は飛躍的に伸びるということ。まわりの大人はそのやる気の「芽」や興味の方向性を見て、適切に導いてあげることが肝心です。小さな子であれば親子で楽しむ時間をたくさん持つことが大切なんじゃないでしょうか。僕自身、子どもの頃に父親とキャッチボールしたことなどは今でも忘れませんし、親子の思い出作りという面でもスポーツを「一緒に楽しむ」ことはおすすめです。子どもが笑顔になれる時間を作って、ぜひ一緒に楽しんでみてください。

Point|子どものモチベーションをあげる関わり方って?

「いいね!いいね!」自己肯定感をあげられる声掛け

まず「失敗もOK」というスタンスで環境を用意してあげること。その上で楽しく取り組み、上手にできた時にちゃんと褒めてあげることで自己肯定感を育てていきましょう。そのためにはちょっとの変化、成長を見逃さないようしっかり見守って。

「こうしなさい」と親が答えを用意してしまう

行き詰まった時、大人がすぐに教えたり、検索すれば答えは見つかります。でもそれでは子どもが自分で考えることができず、成長の機会を逃してしまう可能性も。子ども自身が考えて行動できるよう「どうしようか?」と問いかけ、大人も一緒に考えるとGOOD!

実践編|安部さん流 家族で覇気トレーニング!

「教える」ではなく「一緒に楽しむ」がキーワード!家でできて子どもたちと楽しめるトレーニングを、まずはお父さん、お母さんがしてみましょう。我が家でも僕が腕立てをしていたら背中に子どもたちが乗ってきたり、妻の真似をしてみんなで並んで体幹トレーニングをしていたり…。そういう時間が、子どもが運動に触れるきっかけになるはずです。

親子の運動遊びのポイント!

❶ちょっとした親子のコミュニケーションを運動に

特別なことをするのではなく、普段のスキンシップの延長で運動をしてみるのがポイント。ストレッチなど日常的にできることを一緒に楽しむ!これがおすすめです。

❷上手にできた時によく褒めてあげる

大人が筋トレをする場合でも、継続していくためには誰かと声を掛け合い褒めあうというのがポイントになったりします。上手にできた時にはしっかり褒めましょう。

❸子どもに運動させたいなら、まずは親が全力で楽しむ!

お父さん、お母さんが習慣的にしていることや楽しんでいることは、子どもは自然と真似したくなるもの。親御さん自身が楽しめることを探してみてくださいね。

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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