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香り快適ライフ(1/3)

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香りを取り入れ気持ちよく過ごす
湿度が高くじめじめした気候のこの時季。香りを効果的に取り入れて、爽やかに過ごしましょう。今回は専門家に教えてもらった香りの種類をはじめ、香りを楽しむアイテム、さらには消臭法などを紹介します。rf105301639_o.jpg気分やシーンに合わせて
奥が深い香りの世界。興味はあるけど、気分やシーンに適した選び方がよく分からない人も多いはずです。そこで、香りのコンサルタントとして、さまざまな施設に合わせた香りを提案している「アロマール」(広島市中区)の藤本優佳さんに、香りの魅力を聞きました。

リラックス ストレス軽減に
「特定の香りをかぐと、あの瞬間を思い出す」など、忘れていた記憶が呼び起こされるという体験をしたことはありませんか。それは香りが五感の中で唯一、脳の奥深くに作用するからです。
香りは、食欲などの本能をつかさどる「大脳辺縁系」にダイレクトに到達し、記憶とも直結しています。好きな香りをかぐことで深いところからリラックスし、ストレス軽減にもつながります。

■自分に合ったアロマを知ろう
香りには気分を上げるものと、落ち着かせるもの、大きく分けて2種類があります。上手に使い分けて、なりたい自分を演出していきましょう。

・気分をアップさせたい
□華やかに、堂々と自己表現したい。女性らしさをアップさせたい
→イランイラン、ジャスミン、カモミールといったお花系の精油
□目標に向かって頑張りたい
→サイプレス、ユーカリなどの樹木系
□落ち込んでいる気分を上げたい
→オレンジやグレープフルーツなどのかんきつ系
□クリアな香りでシャキッとしたい
→ペパーミント&ラベンダー(さらにレモンをプラスすれば、すっきりしたイメージに)

・落ち着きたい
□自分と静かに向き合いたい
→サンダルウッド、フランキンセンスなど樹木系
□甘味のある香りで和みたい
→オレンジ、マンダリンなどにカモミールをほんの少しプラス
□気持ちを落ち着かせたい
→ベチバー、スパイクナードなど根から取れる精油
□リラックスしたい
→ティートリー&ベルガモット(さらにユーカリをプラスすれば、爽やかなイメージに)

●身近なシーンで活用しよう
お風呂に
好みの精油を3~5滴バスタブに落としてお湯に漬かると、優しい香りに包まれて、心身ともにリラックスできます。 ※精油は少しずつ、様子を見ながら入れましょう

掃除に
バケツの水に精油を2、3滴入れて拭き掃除を。かんきつ系の精油は、油を溶かす成分も入っているのでお薦めです

メーク落としに
アーモンドオイルやオリーブオイルといった植物油5ミリリットル(小さじ1)に精油を1滴混ぜると、香り抜群のクレンジングオイルの出来上がり

\教えてくれた人/
アロマール代表 NPO法人ワンシード 理事 日本ピーチスノウ協会 教育委員 藤本 優佳さん

ふじもと・ゆか 広島市産業振興センター 中小企業支援センターが実施する「女性・シニア創業パッケージ型支援事業」の認定を受け、2011年にアロマールを設立。香りコンサルタントとして、タニタ食堂やPEACH SKNOWの香りの監修も手掛けた。広島市中区にオープンしたスクールでは、長年続けているマインドフルネスとアロマを組み合わせたコンテンツも提供している。

 

〈取材協力〉アロマール 広島市中区袋町5-4-403 070-5055-5623

 

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