趣向凝らした話題のパン/ぷちとりっぷ(広島市中心部) | アシタノ メインコンテンツにスキップする

趣向凝らした話題のパン/ぷちとりっぷ(広島市中心部)

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トレンドの移り変わりが早いパン。広島市中心部では、趣向を凝らしたパン店が増えています。4月にオープンしたカレーパン専門店に加え、パニーニを提供するカフェやクロワッサンが名物のパン店を紹介します。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

廣島咖喱麵麭(カレーパン)研究所

和牛や半熟卵 個性光る15種

コッペパン専門店「パンの大瀬戸」が業態を変え、4月にオープンさせたカレーパン専門店です。定番のビーフカレーのほか、牛タンやモッツァレラチーズ、ロースカツを丸々1枚入れるなど、個性豊かな15種類が並びます。「具材に合わせて、辛さの異なる6種類のカレーを使い分けます」と専務取締役の松島孝亮さんは話します。

「とろ~り半熟卵カレーパン」㊧と「広島黒毛和牛カレーパン」

王道のカレーパンに広島らしさを加えようと作った「広島黒毛和牛カレーパン」(360円)がお薦めです。広島県産黒毛和牛のバラ肉などが35グラム入っています。牛肉にしっかり下味が付いているので、肉そのものの味わいも楽しめます。

「夏に向けてそうめんを使ったパンを開発中です。自分好みを見つけてください」とほほ笑む松島さん

店内にずらりと並ぶカレーパン

女性に人気なのが、かむ度に半熟卵が溶け出す「とろ~り半熟卵カレーパン」(240円)です。クルトンをまぶして揚げ、サクサク感がアップ。半熟卵とトマトベースの甘口カレーが相性抜群です。

(吉本真人)

店名
廣島咖喱麵麭(カレーパン)研究所
住所
広島市中区紙屋町2ー2ー28
営業時間
午前9時~午後8時 ※売り切れ次第終了
定休日
火曜
お問い合わせ
082(541)5334

LA MYSTÈRE(ラ ミステール)

生地ぎっしり クロワッサン

フランスのハード系パンを主体に、約120種類を提供するパン店です。人気のクロワッサンは、フランス産バターを使った「ラヴィエット」(432円)、アーモンドクリームが入った「ダマンド」(270円)など4種類。生地がぎっしり詰まっていて、しっかりとした小麦の味と甘過ぎないバターの風味を感じます。毎週土曜はデンマークなど各国のバターを使用した限定クロワッサンが登場します。

手前左がアーモンドクリームが入った「ダマンド」、奥左はフランス産バターを使った「ラヴィエット」

レタスやトマトなどを挟んだカジュアルなサンドイッチや、イタリア産のマスカルポーネを使ったティラミスなど本格的なケーキも好評です。

フランス人スタッフのステファンさん。母国と同じ味のクロワッサンに日本で初めて出合い、2月から働き始めたという

陳列棚にはラリックのアンティークガラス皿を配置。クッキーなどの焼き菓子が盛られています。オーナーシェフの瀬川良太郎さんは「多くの人を魅了する器や絵に負けない上質な『本物のパン』を提供したい」と語ります。

(下迫恵美)

店名
LA MYSTÈRE(ラ ミステール)
住所
広島市中区紙屋町1-5-7-2
営業時間
午前10時~午後8時
定休日
月曜
お問い合わせ
082(542)6311

パニーニ&ドルチェ carlocco(カルロッコ)

自家製チャバタ もっちりと

イタリア料理店「&STAGIONE!」(広島市中区)のパティシエ中本陽奈さんが、営業時間外の店内を活用しようと3月に開いたカフェです。午前8~11時、土日曜だけ午後2~5時も営業しています。

オリーブオイルを生地に練り込んだ「生ハムとチーズ」。スープとドリンクが付くセットはプラス150円

イタリア発祥のホットサンド「パニーニ」が名物です。サーモンやアボカドなどを自家製チャバタに挟む全3種類。中でも、生ハム、チェダーチーズ、レタスを挟んだ「生ハムとチーズ」(450円)がよく出ます。チャバタは、水分量が多くもっちりとした食感。「卵やバターを使わずヘルシーです」と中本さんはほほ笑みます。

「パニーニが食べられるのは、店内では午前11時まで。テークアウトは午後5時まで常時提供しています」と中本さん

カフェタイム限定のドルチェは、キャラメルの濃い苦味が特徴の「イタリアプリン」(450円)がお薦め。牛乳を使わず、クリームチーズと生クリームで作っています。「普通のプリンよりも硬めに仕上がり、こくが増します」

(吉本真人)

店名
パニーニ&ドルチェ carlocco(カルロッコ)
住所
広島市中区大手町2ー2ー13 2階
営業時間
モーニングタイム午前8~11時。土、日曜のみカフェタイム午後2~5時(ラストオーダーは終了30分前)※緊急事態宣言期間中はカフェタイムのみ営業
定休日
月、火曜(祝日は営業)
お問い合わせ
082(258)3313
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メディア中国編集部

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