【住まいるナビ】インテリアを楽しむ家づくりの秘訣
家具やファブリックだけでなく、床や壁、外装までトータルにプランニングを
住まいのインテリアを考えるのは楽しいことですよね。これまでも、プロヴァンスや北欧、和モダン、ブルックリンなど、さまざまなスタイルのインテリアが注目を浴びてきました。
そんな中、最近のトレンドと言えそうなのは、地球環境にやさしいSDGsに配慮したインテリアです。木や紙、カキの殻など、自然由来の建材を主に用いて、ちょっと値が張っても長く使える家具や、古いアンティークをリメイクした家具を活用する…。そんな風に物を長く大切に使う風潮が見られます。また、色で言えば、ホワイトやグレー、ベージュなどのニュートラルカラーが注目株。壁紙や、面積の大きい家具にニュートラルカラーを採用し、差し色にはちょっとポップなグリーンやオレンジ、黒などのアクセントカラーを合わせる。そんな組み合わせが人気です。
▲木の素材感を活かしながら、グレーのグラデーションと深めブルーの差し色で落ち着いた雰囲気に
インテリアを考えるとき、家具やファブリックで変化を楽しむためにも、床や天井、壁紙や建具などの内装を含めた、トータルコーディネートが重要になります。特に床や照明は、施工後に変更しようとすると大変ですので、最初にしっかり吟味しておくのがオススメ。天井を下げて間接照明を仕込む、アレンジしやすいレール式の照明を採用する…。最近では存在感のあるペンダントをセレクトする人も増えています。壁に好きなアート作品を飾るなどして楽しめるニッチを設けたり、天井までの高さの存在感のある建具を選んだり、施工時ならではのポイントにも気を付けたいですね。
▲中央に吹き抜けを設け、存在感のある照明を配置。住まいのさまざまなところから見えるほか、夜の外観でも美しいアクセントに
さらに、新築時なら外観も大きなポイント。メンテナンスがしやすく、種類も豊富なことからサイディングが人気ですが、塗り壁の趣にも特別なものがあります。ワンポイントにタイルや木材を用いるなど、わが家ならではのアクセントをつけるのもよいかもしれませんね(下写真)。
近年ではSNSから情報を得やすくなっていることもあり、インテリアのスタイルは多様化しています。居心地の良いインテリアは人それぞれ。これからマイホームを考える人ならなおさら、こだわりをもって選んでいけたらいいですね。ネット上にあふれる素敵な写真を集めてストックしておけば、自分のスタイルを整理できるだけでなく、コーディネーターに相談するときにもイメージを伝えやすく、便利です。家づくりに関わるコーディネーターは、外観、内装、設備選びから照明計画まで、幅広い分野をトータルにコーディネートするプロです。ぜひいろんなことを相談して、満足のいくマイホーム・インテリアを実現してください。
お話を伺ったのは…
株式会社トータテハウジング
インテリアコーディネーター
浜下 恭子さん
長年、多くの家づくりに関わり、インテリアだけでなく外観まで含めて、一人ひとりにあった住まい全体のコーディネートをご提案しています。
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