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自販機で本格的な店の味/ぷちとりっぷ(広島市西区横川町周辺)

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広島市西区横川町周辺で、ユニークな冷凍自動販売機を見つけました。ギョーザやチャーハン、ラーメンといった人気メニューが勢ぞろい。有名店の本格的な味を、手軽に自宅で楽しめます。

餃子家龍

県産もち豚使い 肉汁あふれる

ギョーザ専門店「餃子家龍(ぎょうざやりゅう)」のギョーザやチャーハンを冷凍で購入できる自動販売機です。「外食が難しい中でも、食卓で手軽に味わってほしい」と昨年7月、フレスタモールカジル横川1階に設置しました。

「季節やトレンドに合わせて商品を変える予定です」と話す板垣さん

定番の「もち豚餃子」(20個入り・500円)が人気です。具材の豚肉、キャベツ、ニラは広島県産を使用。もち豚は軟らかな肉質で、脂の乗りが良く甘みがあります。かむと肉汁があふれ、シャキシャキのキャベツも味わえます。「グルテンフリー餃子」(20個入り・600円)は小麦を使わず、米粉や米しょうゆで作っています。もちっとした皮の食感が楽しめ、ニンニク不使用で食べやすいです。

「もち豚餃子」はニンニクが効いて食べ応え抜群

 

チャーシューがたっぷり入った「肉入れすぎチャーハン」(450グラム・500円)

 

「広島のうまいもんを詰め込んでいます。ギョーザが広島の新しい食文化になっていけばうれしい」と運営会社、井辻食産営業本部課長の板垣勇一郎さんは力を込めます。

(近藤那美)

店名
餃子家龍
設置場所
広島市西区横川町3―2―36 フレスタモールカジル横川1階
お問い合わせ
082(293)1666

与壱

ラーメンのスープ 鮮度が自慢

国産の豚骨と鶏がら、タマネギなどの野菜を大量に煮込んだこく深いスープが特徴のラーメン店です。3月中旬から店の前に設置した冷凍自動販売機で「らーめん(しょうゆとんこつ)」(750円)と替え玉(200円)を販売しています。

「自販機でしか買えないラーメンも考えています」と話す梅田さん

生麺と青ネギ、チャーシュー入りスープのセット。スープを湯煎で6~8分温めて丼などに注ぎ、1~1分半ゆでた麺を入れたら出来上がり。店主の梅田昌史さんは「スープは鮮度を保つため瞬間冷凍。店と同じ味が楽しめます。好みでモヤシやおろしニンニクを加えてお召し上がりください」と笑顔で話します。

スープを注いだ瞬間、食欲を誘うしょうゆとんこつの香り

自販機はタッチパネル式。商品番号を選んで購入します。「多い時は40食分が1日で売り切れます。導入してから新規客が増えました。今後は通信販売も検討したい」と思いを込めます。

(津田慎介)

店名
与壱
設置場所
広島市西区三篠町2-10-2
お問い合わせ
082(509)2055

ヌードルツアーズ 横川店

有名店の麺再現 「二郎系」人気

横川商店街近くにあるヌードルツアーズの冷凍自動販売機です。広島では五日市店に次ぐ2台目で、二郎系や家系など有名ラーメン店の味5種類を一律千円で販売。運営する丸山製麺(東京)の取締役丸山晃司さんは「さまざまな店の麺を再現できるのは製麺店ならでは。50食分が1日で売れることもあります」と話します。

香ばしいニンニクが食欲をそそる、らーめんバリ男の「らーめん」

 

開封すると、スープ、麺、作り方の説明書が入っています。スープは湯煎し、麺は熱湯でゆでて作ります。具材は最小限なので、野菜や卵などをトッピングすると、自分好みのラーメンに仕上げられます。

4月に設置された自販機。ラインアップは売れ行きや季節によって変更

 

一番人気は二郎系「らーめんバリ男」(東京)の「らーめん(特製唐花(とうか)付き)」です。豚骨ベースの濃厚スープに3枚の大ぶりチャーシューが入りボリューム満点。つけ麺の名店「つじ田」(東京)の「濃厚つけ麺」も根強い人気です。

(吉本真人)

店名
ヌードルツアーズ 横川店
設置場所
広島市西区横川町1―4―1
お問い合わせ
03(3720)5522(運営会社/丸山製麺)
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メディア中国編集部

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