さっぱり食べる冷たい麺/ぷちとりっぷ(広島市中心部)
暑さが増し、冷たい麺がうれしい季節になりました。江戸前手打ちそば、具だくさんのうどん、群馬名物ひもかわうどん―。広島市中心部で、さっぱり食べられる麺料理3店を巡りました。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります
- 目次
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- ・ 鴨と蕎麦 伝助
- ・ 太閤うどん中町店
- ・ ひもかわうどん よさげ
鴨と蕎麦 伝助
毎日手打ち 辛み大根で爽快に
江戸前そばと、カモ肉をはじめとした和食メニューを提供する店です。木を基調にした店内は落ち着いた雰囲気。「そばを食べる前に酒とあてを楽しむ『そば前』の粋な文化を発信したい」と、店長の赤木翔さんは話します。
そばは、石臼でひいた長野県産のそば粉を仕入れ、毎日手打ちしています。食感がよく、香りをしっかり感じられます。厚めに削った本枯れ節と利尻昆布で取っただしは、こくがあります。関東の濃いつゆをベースに、西日本で好まれる、少し甘めな味に仕上げています。
さっぱり食べられる「おろしそば(辛味大根)」(1200円)がお薦め。冷たく締めた麺と、ぴりっと辛い大根おろしが爽快です。冷たいそばを、カモ肉を煮た温かいつゆで味わう「鴨(かも)つけ汁ざる蕎麦(そば)」(1600円)も人気。肉の脂の甘みが染み出したつゆが絶妙です。
(難波亮子)
- 店名
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鴨と蕎麦 伝助
- 住所
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広島市中区本通8―15
- 営業時間
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午前11時30分~午後2時30分(ラストオーダー2時)、午後5時30分~10時(ラストオーダー9時)
- 定休日
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月曜
- お問い合わせ
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082(207)1756
太閤うどん中町店
彩り鮮やかなぶっかけ さらり
「世代や国籍を超えて、全ての人に安心でおいしいうどん」をコンセプトに掲げるうどん店です。ビーガン(完全菜食主義者)に対応したメニューや、赤ちゃんでも安心して食べられるうどんを提供しています。
今の時季のお薦めは、冷たい「海老(えび)と揚げもちのぶっかけうどん」(1078円)。ぷりぷりのえび天と、弾力のある揚げ餅がのった一品です。梶谷農園(三原市)の鮮やかなミックスリーフが彩りを添えます。
15時間熟成させた麺は軟らかさの中にしっかりとしたこし。だしは利尻昆布とかつお節などで取り、昔ながらの製法で造るしょうゆとみりんで調えます。上品な味わいは、暑い季節もさらりと喉を通ります。
「冷たいうどんは、麺のこしや食感がよく分かります。ぜひ、体感してみてください」と店主の丹井(たんい)輝之さんは自信を見せます。
(下迫恵美)
- 店名
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太閤うどん中町店
- 住所
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広島市中区中町6―30
- 営業時間
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午前11時~午後3時(ラストオーダー2時45分)、午後5時30分~9時(ラストオーダー8時30分)
- 定休日
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月曜
- お問い合わせ
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082(258)3447
ひもかわうどん よさげ
8センチの幅広 かむと小麦が香る
群馬県桐生市のご当地グルメ、ひもかわうどんの店です。3月にオープンしました。このうどんは幅広の麺が特徴。店では群馬県の専門店から仕入れる、幅の違う2種類の麺を使います。普通麺は幅約1.5センチ、ワイド麺は幅約8センチもあります。店長の三口良太さんは「こしがあって喉越しがよく、かむとふわっと小麦の香りがします」と自信を持って薦めます。
一番人気は、「ざるうどん」(720円)のワイド麺(プラス100円)です。麺1枚の長さは約30センチあり、6枚が1人前。すすりにくいので一口ずつかみ切りながら食べるのがこつです。めんつゆに使うだしはかつお節、昆布、いりこで毎朝丁寧に取っています。隠し味は魚醬(ぎょしょう)。こくが出て、麺とよく合います。
ワイド麺が選べるメニューはほかに「かけうどん」(720円)と「肉うどん」(870円)があります。
(宮地佳代)
- 店名
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ひもかわうどん よさげ
- 住所
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広島市中区中町1―17
- 営業時間
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午前11時~午後3時(売り切れ次第終了)
- 定休日
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日曜
- お問い合わせ
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https://www.instagram.com/yosage2022/