【住まいるナビ】「売れる」「貸せる」を考えた住まい選び
ライフステージの変化に合わせ 住み替えしやすい住まいとは?
あなたが家を買うときの条件は何ですか?立地?価格?それとも間取り?理想の住まいを手に入れるためには、さまざまな条件がありますよね。そんな中、今回ご紹介するのは“将来の売却”を想定した家選びです。「家は一生に一度の買い物」。長くそう言われてきましたが、今はそうとは限りません。結婚して子どもができると、子育てしやすい住まいの購入を検討する。そして20年30年がたつと、今度は子どもが独立して広すぎると感じるようになった住まいを売却し、マンションなどに住み替える…。というように、実は多くの方がライフステージの変化や転勤などに合わせた買い替えを経験されているのです。
では、「売りやすい家」とはどんな家でしょうか?まずは立地です。家の周りや利用しやすい範囲に、普段の買い物に便利なスーパーや病院、学校などがそろうこと。電車やバスなどの交通機関が利用しやすいこと。暮らしやすいエリアかどうかがポイントです。また、平坦地であることやリバーサイドで眺望が楽しめることなど、広島ならではの条件も売りやすさにはプラスになりそうです。
次に住まい自体のポイントですが、マンションにも戸建にも言えることは「一般的な」間取りや広さであることです。家を買う側のことを考えると、家族4人の平均的な構成を想定するのが基本です。また、近年はリビングでの家族だんらんを楽しむというスタイルが定着していますので、リビングが広くて快適であることもポイント。角地や角部屋など独立性が高いこともプラスになりますね。共働き世帯の増加で、家事がしやすいランドリースペースを備えた家なども人気です。
▲注文住宅のイメージ。2世帯住宅でも、1世帯を完全独立にしておけば、将来賃貸物件として活用可能
一戸建て特有の条件としては、まずは駐車場。1台だけより、2〜3台停められる家のほうが、価格にして100万単位で売値が上がることも。また、一般的に手入れが大変な広すぎる庭は敬遠される傾向があります。マンションでも、駐車場が確保できるか、来客用の駐車場があるかはポイントのひとつ。最近ではシェアカーを設置するマンションもありますね。ほかにも、上層階やペット対応、さらには管理状態の良さも、売りやすさや価格に影響します。もちろん、住まいの状態は1軒1軒異なりますので、売りやすさを考えるなら「将来売却することがあるかも」と意識して、メンテナンスしながら大切に住むことは大前提です。
人気の都心エリアでも、通りが一つ変わるだけで大きく価格が異なる場合もあります。買いたい人がいれば美しい庭が最高の条件になることもあります。とはいえ、いざという時の「売りやすさ」を押さえて住まいを選ぶことは、多くの人にとって意味のあることです。住宅購入の際は、将来の資産価値についても不動産会社に相談してみるとよいでしょう。
▲美しく整備・管理された街なら、街全体として「売りやすさ」につながるケースも
お話を伺ったのは…
積水ハウス不動産中国四国株式会社
法人営業所 所長 亀井 敏秀さん
住まいの選択肢が豊富な現代だからこそ、住宅建築から売買・賃貸、リフォームまで対応できるグループの強みをぜひ活用してください。
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