旬の野菜 元気をサポート/ぷちとりっぷ(広島市中心部)
夏の疲れが残る時季です。栄養満点の野菜を食べて、体の内側から元気になりませんか。広島市中心部にある、旬の野菜を使ったレストラン、サラダ専門店、野菜巻き串の店を紹介します。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります
おばんざい AGRI(アグリ)
総菜が9品 体に優しいランチ
料理研究家の黒田千晴さんがオーナーシェフを務めるレストランです。「健康は日々の食事から。味を重ね過ぎず、素材を生かした優しい味わいの料理を提供しています」と店長の竹岡雄介さんは思いを語ります。
野菜を中心に20品目以上の食材を使った「おばんざいランチ」(1300円)が人気です。9品の総菜のうち、定番のメンチカツと卵焼き以外は季節や旬によってメニューが変わります。取材当日は「カボチャとサツマイモのサラダ」「昆布とニンジンのマリネ」「トマトのナムル」など。さらに玄米と白米、黒米、大豆をブレンドした雑穀米、トマトベースの根菜スープが付きます。品数の多さと豊富な栄養におなかが満たされました。
ランチを詰め合わせた「おばんざい弁当」(千円~)もよく出ます。予約時に野菜だけ、減塩など要望を伝えると、内容を変えられます。
(吉本真人)
- 店名
-
おばんざい AGRI(アグリ)
- 住所
-
広島市中区中町4―18
- 営業時間
-
ランチは午前11時~午後3時、ディナーは予約制で午後5~10時(ラストオーダーはいずれも終了1時間前) ※テイクアウトは午前11時~午後6時
- 定休日
-
日曜
- お問い合わせ
-
082(246)7721
野菜巻き串屋 博多うずまき 広島袋町店
豚ばら肉との食感や味を工夫
福岡が発祥といわれる「野菜巻き串」を中心に提供しています。新鮮な野菜を豚ばら肉で巻き、串に刺してガス火と炭火でじっくり焼き上げます。定番は香ばしい「博多万ネギ巻き串」や、ジューシーな「プチトマト巻き串」、さっぱりとした「名物レタス巻き串」(各218円)。「エノキ巻き串」「コリコリ軟骨つくね串」(各218円)など野菜以外も人気です。店主の児島孝志さんは「野菜を巻く豚ばら肉は味と食感のバランスを考え、脂が多い部分はレタスやネギなど野菜に、少ない部分はエノキなどキノコ類に巻くなど工夫しています」と力を込めます。
つけだれは特製。あごだしをベースに酢などを加え、さっぱりと仕上げたたれで、野菜の甘みや肉のうまみを引き立てます。
テーブルに着くとスタッフが実物の巻き串を8本程度並べた盆を持ち、その日のお薦めを紹介してくれます。
(津田慎介)
- 店名
-
野菜巻き串屋 博多うずまき 広島袋町店
- 住所
-
広島市中区袋町4-2
- 営業時間
-
午後4時~午前0時
- 定休日
-
不定休
- お問い合わせ
-
082(569)5505
SalaDeli+Joie(サラデリ プラスジョワ)
栄養バランスと食材 こだわり
旧店舗「SALAD&DELI(サラダ&デリ)」を北に約100メートル移転し、1日にグランドオープンしたサラダショップです。医療法人社団秋月会(広島市西区)が運営し、医師や管理栄養士監修のサラダやデリ(総菜)、パン、弁当などが店頭に並びます。
お薦めは「シグネチャーサラダ」(1080円)です。タンパク質や鉄分、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をテーマに、半月ごとに中身が替わります。テーマを基に管理栄養士が食材を決め、シェフが盛り付けを考えます。使う食材は野菜や魚介、肉など約10種類。見た目も鮮やかです。統括シェフの石田詠司さんは「栄養バランスと食材にこだわった体に優しいサラダです」と話します。
食パンやクロワッサン、バゲットなどパンの種類もさまざま。テイクアウト中心ですが、店内のテラスで食べることもできます。
(福田聖子)
- 店名
-
SalaDeli+Joie(サラデリ プラスジョワ)
- 住所
-
広島市中区三川町2―3
- 営業時間
-
午前11時~午後6時30分
- 定休日
-
不定休
- お問い合わせ
-
082(554)2057