小粋な大人ファッション／秋のジャケット

今年の秋のジャケットスタイルは、暖かい素材を色や柄で明るく、軽さを演出するのがトレンドです。

素材はウールが基本。薄くて暖かく、適度な通気性があります。ブリティッシュモデルと呼ばれる、二つボタンでウエストを絞った細身のジャケットがお薦めです。着丈はヒップが半分隠れるぐらいの長さがよりスマートに見えます。柄はグレンチェックはいかがでしょう。グレー生地の黒いチェックに、明るいブルーなどのラインが縦横に入ったパターンがおしゃれです。チーフを胸ポケットに挿すと大人っぽくまとまります。

インナーはワイシャツではなく、ウールのタートルネックセーターを着るのが今年流。ウールは厚めのイメージがありますが、最近は糸をすいた細い梳毛糸（そもうし）で編んであるので軽く、着心地が抜群です。タートルネック以外では、ウールの長袖ポロシャツを合わせるとフォーマル感が加わり、落ち着いた雰囲気が出ます。パンツはコットンのチノパン。思い切って白を選んでみましょう。短めの裾ではくと、軽さが出て、爽やかな印象になります。センタークリース（折り目）が入っているものを選び、少しフォーマルなテイストも加えてみましょう。

ジャケットスタイルの足元は本革のローファーが似合います。一歩踏み込んだおしゃれを楽しむなら、馬具の鎧（あぶみ）の形を模したデザインの金具が付いたビットローファー。靴底は、歩くとコツコツと音が響くウッドパネルがいいですね。色はグレージャケットと相性の良いキャメルなど明るめがしっくりきます。

ジャケットスタイルの雰囲気を高めるウッドパネルのビットローファー。靴音を響かせ歩きたい。

タートルネックの代わりにウールの長袖ポロシャツを。フォーマル感が加わり落ち着いた雰囲気に。

そごう広島店、福屋八丁堀本店、 天満屋福山店、天満屋岡山店で販売

教えてくれた人

オンワード樫山
中国・四国エリア管理Sec.

田中 義基さん