サステナブルってなんだろう?おうちで取り組むSDGs
日々の暮らしの中には、SDGsの目標に貢献できることがたくさん!おうちで楽しくできる取り組みを通じて、「サステナブル」とは何か、考えてみましょう。
おうちでSDGs 1|1日で使う水の量は何リットル?
家族の節水意識を高めるには、普段使っている水の量・節水を心掛けた日の水の量を数値にして比べましょう。まずは朝、自宅の水道メーターを確認して数値をメモします。その日はいつも通りに水を使い、翌朝、同じ時間に水道メーターをチェック。前日の数値から引き算し、前日に使った水の量を算出します。その後、家族でできる節水アイデアを考え、さっそく実践!翌朝に再び水道メータを確認し、前日の水の量と比べることで、節水効果を目に見えて実感できます。さらに、節水を長期間実践するとどのくらい節水できるか、計算してみるのも良いですね。
水道メーターの読み方
水の量を記録してみよう!
節水アイデアの例
- シャワーや水道を出しっぱなしにしない。
- すすぎ1回でOKな洗濯用洗剤を使い、すすぎ回数を減らす。
- 皿洗いの前に、新聞紙などを使って汚れを拭き取る。
おうちでSDGs 2 | キッチンで出たゴミ、 捨てるのはちょっと待った!
エコバックやマイ箸を持ち歩くこともゴミを減らすための取り組みですが、ゴミを活用する方法を考えることも大切です。そこでオススメなのが「自作コンポスト」。生ゴミをバクテリアの力で堆肥にする仕組みのことで、できた堆肥を使って家庭菜園をすれば、フードロス問題などを考える食育へつながります。SDGsの取り組みを体感しやすいだけでなく、生ゴミを捨てるための袋の節約や、食べ残しを減らすきっかけにも。
生ごみにも価値がある!?コンポストを作ってみよう
段ボール2箱(フタ用・箱用)を組み立てる。四隅や穴などはガムテープでふさぐ。密閉容器やペットボトルなどでも代用OK。
箱の中で「ピートモス」と「もみ殻くん炭」3:2の比率+水1~2カップを混ぜる。どちらもホームセンターで購入可能。
フタをして密閉し、状況に応じて虫除けネットをかぶせる。段ボール内の土を1週間~10日間毎日かき混ぜ、微生物を育てる。
キッチンで出た生ゴミを集め、細かく刻む。ゴミの量を毎日計測することで、普段出しているゴミの量を見つめ直すこともできます。
10日ほどかき混ぜた土に生ゴミを投入し、スコップでよくかき混ぜる。1日平均500~600gの生ゴミを約3カ月投入できます。
できた堆肥を使って、家庭菜園にチャレンジ。栄養豊富な堆肥で育った野菜の味はきっと格別!
出典:広島市HP「家庭での生ごみリサイクル」