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うまみたっぷり 旬のカキ/ぷちとりっぷ(広島市中心部)

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広島の冬の味覚といえばカキですね。焼きがき、酢がき、かきフライ…。うまみたっぷりの旬の味を堪能しませんか。かき料理を提供する広島市中心部の3店を紹介します。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

かき小屋袋町 海平商店

殻付きを蒸し焼き ジューシー

地元の海鮮が評判の居酒屋です。カキを年中提供するほか、新鮮な魚介類、小イワシや穴子などの広島らしい料理がそろいます。漁師小屋をイメージした店内には、大漁旗や網などが飾られています。

名物の「ミルキー鉄男のがんがん焼き」

 

看板メニューは「ミルキー鉄男のがんがん焼き」(約1キロ、1100円)です。考案したのは社長の西村真吾さん。殻付きのカキを入れた缶にふたをして直火にかけ、蒸し焼きにします。カキに火がしっかり通りながらも、ふっくらジューシーに仕上がります。身太りが良く味が濃い江田島産のカキを仕入れていて、味を付けなくても、うまみたっぷりです。豪快に缶ごとテーブルに登場し、自分で殻を開けながら食べるスタイルも客に喜ばれています。

カキと厚切りベーコンなどを炒めた「カキベーコンバター焼」(880円)もお薦め

 

「広島の地酒と料理を楽しんで」と話す菅田さん

 

「お客さんのほぼ全員が注文されます。1人で3缶召し上がった女性もおられますよ」と店長の菅田公明さんはにっこり。

(難波亮子)

店名
かき小屋袋町 海平商店
住所
広島市中区袋町8―11
営業時間
午後5~11時
定休日
日曜(月曜が祝日の場合は日曜に営業し、月曜休み)
お問い合わせ
082(249)9219

かき忠ハウス流川店

フライなど約25品 ワンコイン

かき料理が手頃な価格で楽しめる店です。倉橋島(呉市)周辺のきれいな海で育ったカキを仕入れています。

全て500円の「焼きがき」(下)、「かきフライ」(上右)、「酢がき」(同左)

 

今年始めた500円均一の料理が好評です。「焼きがき」はオーブンでふっくら蒸し焼きに。濃厚な味わいが楽しめます。まろやかな「酢がき」はゆずポン酢でさっぱりといただきます。「かきフライ」は、きめ細かいパン粉を付けて揚げることで、クリーミーで甘さのあるカキの持ち味を生かします。ほかに、「かきシューマイ」や「かきだし巻き」など約25品の料理がワンコインでそろいます。

店の外観。カキのほか、タコやハモの料理も楽しめる

 

代表取締役の北川義照さんは「安心して食べてもらえるよう、うまみがあって衛生的なカキを提供しています」と話します。かきフライと焼きがきに、ご飯やみそ汁が付いた「かき御膳定食」(千円)もお薦めです。生ガキは店頭販売や全国発送もしています。

(宮地佳代)

店名
かき忠ハウス流川店
住所
広島市中区田中町6―20
営業時間
午後5~11時(ラストオーダー10時30分)
定休日
日曜
お問い合わせ
082(241)7000

オイスターバーMABUI(マブイ)並木店

各地のブランド 生を食べ比べ

広島をはじめ日本各地で取れた生ガキが、一年中食べられる店です。ブランドカキを中心に、現地からおいしいものだけを厳選して取り寄せています。

 

お薦めは、産地の違うカキの食べ比べができる「生牡蠣(がき)5種盛り」(3200円)です。広島産は貝柱が大きく癖がなくて食べやすいのが特長。北海道産は生クリームのようなクリーミーな味わいです。3種盛りや1個単位での注文もできます。

「生牡蠣5種盛り」。産地は日によって違い、この日は左から北海道、福岡、呉市倉橋、岩手、宮城

 

広島発祥のグルメにカキを加えた「牡蠣ウニホーレン」(1630円)は、カキとウニの風味がしっかり利いた一品。どんなお酒にも合い、バゲットと一緒におつまみ感覚で食べられます。

「大分の大入島のカキが好きです。親指サイズで身が詰まっていておいしい」と話す吉永さん

 

「フライやグラタン、アヒージョなど、調理方法によっていろんな味が楽しめるのもカキの魅力です」と店長の吉永誠真さんはアピールします。

(下迫恵美)

店名
オイスターバーMABUI(マブイ)並木店
住所
広島市中区三川町3―12
営業時間
午後4時~午前1時(ラストオーダー午前0時)
定休日
不定休
お問い合わせ
082(249)3155
この記事を書いた人

メディア中国編集部

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