【住まいるナビ】空間に合わせた家具選びのコツ②
家族のくつろぎ方に合わせて 居心地の良いリビングづくりを
リビングは家族で過ごす時間が長く、暮らしの中心になる場所です。リビングでの過ごし方をイメージして、居心地が良く、使い勝手の良い家具を選びたいですね。
くつろぎの中心となるソファ選び
最近増えているのはロータイプのソファ。座面と床面が近いので、床に座っている感覚に近く、日本人には馴染みやすいスタイルです。また、リビング・ダイニングの空間を広く、より一体感を持たせられるという点でロータイプも好まれています。食卓からテレビを見る時にも視界を邪魔せず、お部屋も広く感じられるという点でもオススメ。ソファの上に足を延ばしてくつろげる、L字型のカウチタイプも人気です(写真1)。
▲ロータイプ・オフホワイトを選ぶことで空間を広く見せ、カウチでゴロゴロ過ごす休日を実現
一方、座面に適度な高さがあり、しっかり座れるタイプなら、立ったり座ったりが楽にでき、腰への負担が少ないというメリットもあります。長時間の映画鑑賞など、背中を預けてくつろぎたいときは、肘掛けがあるタイプもオススメ。肘掛け部分がテーブル代わりになるもの(写真2)や、枕として使えるタイプも便利ですね。
テーブルやクッションは好みで
ソファと合わせてクッションを準備しておけば、背もたれまでのスペースを調整したり、抱きかかえて肘掛けのように使ったりすることもできます。カバーの種類が豊富で、空間のアクセントにもなるので、上手に活用しましょう。
リビングテーブルは置かないという人も多いのですが、来客時や団らんで、リビングで飲食する機会が多い場合はテーブルがあると便利。ソファの座面と同じくらいの高さのものを選ぶと、圧迫感が少なくなります。
テレビ台は浅めや壁付が人気
近年ではテレビは薄型・大型化が進んでいます。新築住宅では、壁に補強をしておいてテレビを壁掛けにするケースも増えています(写真3)。テレビボードを壁付や足つきタイプにする人も多いですね。床面が見えることで空間が広く見える効果があるほか、普及が進むロボット掃除機を利用しやすいことも人気の理由です。
テレビボードを置く場合は、テレビの幅より少し広めを選ぶのが◎。奥行きの浅いタイプが増えているので、ゲーム機など中に収納するものをしっかり考えて選びましょう。また、コンセントの位置が思う場所にないこともあるので、テレビやデッキの位置関係を把握しつつ、配線のしやすさも確認しておきたいですね。
自分たちの好みの空間をイメージしにくい場合は、SNSやインテリアショップを活用するなどして、居心地の良い空間を実現させましょう。
▲テレビは壁かけにして、大きなテーブルは置かず、ロータイプのテレビ台でスッキリした空間に
お話を伺ったのは…
インテリアショップ IKUS FURNI&COO広島
アドバイザー 横屋 睦実さん
心地よい音楽をかけて、ゆったりと家具をお試しいただいています。
お部屋のカラーやレイアウトに合わせてご提案をいたします。
IKUS FURNI & COO 東広島ショールーム
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