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人気の韓国グルメ探して/ぷちとりっぷ(広島市中心部)

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韓国ドラマやK―POPなどの人気とともに、韓国料理店が増えています。プルコギやキンパ、カンジャンケジャンなど、おいしい韓国料理を探して広島市中心部の3店を巡りました。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

韓国屋台料理とプルコギ専門店 ヒョンチャンプルコギ紙屋町店

牛肉と野菜 専門鍋で甘辛く

プルコギとサムギョプサルが看板メニューの韓国酒場です。

牛肉の焼ける甘辛い香りが食欲をそそる「ヒョンチャンプルコギ」(2人前)

 

「ヒョンチャンプルコギ」(1人前1869円、注文は2人前から)は、牛肉と野菜の甘辛い料理です。中央が盛り上がったソウル式の専門鍋を使い、店のスタッフが目の前で作ってくれます。最初に、鍋の溝に牛骨スープを注ぎ、野菜を煮ます。次に、しょうゆベースの特製たれに漬けた牛肉を鍋の中央で焼きます。香ばしくて軟らかい牛肉と、うまみが溶け込んだスープで煮た野菜を一緒に食べると、箸が進むおいしさです。食べ終わった後は、残ったスープで作る「プルコギぞうすい」(549円)の追加注文もお勧めです。ほかに、韓国ギョーザのマンドゥなど、100以上のサイドメニューが楽しめます。

エビや青唐辛子など三つの味が一度に味わえる「肉汁マンドゥ3種盛り」(548円)

 

「メニューの日本語以外、視界に入るのはすべて韓国語です。本場感を追求しています」と話す秦さん

 

店内は韓国の屋台をイメージしています。スーパーバイザーの秦勇太さんは「韓国旅行に来たような気分を味わってください」と話します。

(宮地佳代)

店名
韓国屋台料理とプルコギ専門店 ヒョンチャンプルコギ紙屋町店
住所
広島市中区紙屋町1―4―5
営業時間
月―金曜、祝日の前日午後4時~午前0時、土日曜、祝日午前11時~午前0時
定休日
なし
お問い合わせ
082(545)9141

ボクデン紙屋町店

カンジャンケジャン お酒と

昨年12月にオープンした韓国料理店です。「『街で一番の笑顔と元気でおもてなし』をテーマに店づくりをしています」と店主の立岩貴志さんは話します。

 

一推しは、生のワタリガニを丸ごとしょうゆ漬けにした「カンジャンケジャン」(250グラム5250円~)。甘めのしょうゆベースのたれに、カニを約8時間漬け込みます。マイルドな味わいで、こくとうまみが強く、お酒やご飯との相性は抜群です。

「カンジャンケジャン」。手袋をはめた両手でカニの身を押し出し、吸うように食べる

 

厚切りの豚三枚肉を目の前で焼いてくれる「サムギョプサル」(820円)も人気。アミエビの塩漬けとごま油を混ぜた、たれを付けて食べます。肉の脂の甘みとたれの風味が口の中で調和され、おいしさを醸し出します。

「サムギョプサル」を焼く立岩さん。みそと一緒にサンチュに巻いて食べるのがお勧め

 

「日本人にも親しみやすい味付けにしています。明日も頑張ろうと思える食事と雰囲気を提供します」と立岩さんはほほ笑みます。

(下迫恵美)

店名
ボクデン紙屋町店
住所
広島市中区紙屋町1―5―13
営業時間
午後6時~午前0時(ラストオーダーは午後11時30分)
定休日
なし
お問い合わせ
082(258)4700

大衆食堂チョギヨ

ごまが香る 「キンパセット」

広島市中区本通から移転し、昨年12月にオープンしました。トッポギとラーメンを組み合わせた「ラッポギ」や、熱い鉄板にキムチチャーハンととろとろのチーズをのせた「チーズマグマポックンパ」など、話題の韓国グルメを提供しています。

プルコギ入りの「キンパセット」。キムチなどの小鉢が付く。フライドチキンはヤンニョムなしのプレーンも選べる

 

ランチのお薦めは、韓国風のり巻き「キンパ」にフライドチキンが付いた「キンパセット」(プルコギ、1180円)です。キンパはごま油と塩で味付けしたご飯に、ホウレンソウのナムル、たくあん、きんぴらごぼう、プルコギが入っています。一口頰張るとごまの豊かな香りが広がり、かむほどにゴボウと肉のうまみが溶け合います。ぎっしりと詰まった具は食べ応え抜群で、プルコギなど3種類から選べます。

「人気の韓国料理をぜひ食べに来てください」と話すスタッフの杉脇璃南(すぎわき・りな)さん

 

フライドチキンは、サクサクの衣に甘辛いヤンニョム(たれ)が絡み、リピートしたくなるおいしさです。

(近藤那美)

店名
大衆食堂チョギヨ
住所
広島市中区中町1―17
営業時間
午前11時~午後3時、午後4時30分~9時(いずれもラストオーダーは30分前)
定休日
なし
お問い合わせ
080(4557)2074
この記事を書いた人

メディア中国編集部

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