アシタノ流Gourmet7（グルメセブン）

各国語で“おいしい”を表現しよう！
●イタリア語　Buono（ブオノ）、Delizioso（デリツィオーゾ）
●ドイツ語　Lecker（レッカー）、Köstlich（コストリッヒ）
●英語　Delicious（デリシャス）、Yummy（ヤミー）
●フランス語　C’est bon（セボン）、Délicieux（デリスィユ）

アメリカのローカルフード店、中区「モーガン」。看板メニューの「チキンオーバーライス」は、ニューヨークの人気B級グルメ。ジャスミンライスにオリジナルスパイスで炒めたチキンをのせ、ヨーグルトベースのホワイトソースをかけて、お好みで自家製ホットソースを加え、混ぜながら食べるのがNYスタイル。さわやかなソースの酸味がスパイスとマッチして、パクパク食べ進められます。ほかにも、お米やたっぷり野菜・豆・肉などが入ったボリューム満点のブリトー、コーヒーと一緒に食べたい焼き菓子など、ジャンクなメニューに囲まれ、まるで気分はニューヨーカー！？

取材協力：Morgan

ドイツソーセージの専門店である佐伯区「グリュックスシュバイン」。ここでは、赤身肉・脂・氷をトロトロの生地になるまで混ぜ合わせて腸詰めするドイツ製法にこだわり、約40種類のソーセージ・ハムを販売しています。白ソーセージの「ヴァイスヴルスト」は、南ドイツ・ミュンヘン地方の定番朝食。パセリとレモンのさっぱりとした味わいに、甘いマスタードソースをつけていただきます。薄切りハムのような見た目の「ビアシンケン」も、実はソーセージ。塩漬けした赤身肉とピスタチオが入った太いソーセージを薄切りにし、冷製のままビールのおともに♡お子さまにもおすすめの「ポークウインナー」は、ドイツ製法の“絹挽き”がダイレクトに感じられるなめらかなウインナーです。

取材協力：グリュックスシュバイン

アランチーニは、リゾットを成形し、衣をつけて揚げたライスコロッケ。パスタやピザに次ぐイタリアの名物料理で、ストリートフードとして親しまれているそう。リゾットはイタリア料理の中でも手間のかかる一品。それをさらに丸めて揚げるなんて…。小さなコロッケの中に、イタリアの料理への想いと手間が凝縮されています。

中区「コメスタイ」では、アランチーニを日本人が食べやすい70gサイズにアレンジして提供（本場のアランチーニは約180gとかなりのボリュームだとか！）。カキや瀬戸内レモンなど広島の食材を取り入れたオリジナルメニューも考案しています。サクサクの薄い衣に、濃厚なリゾットがぎゅっと詰まったオシャレな軽食です。

取材協力：コメスタイ

食材のセレクト、味付け、盛り付けなど、自由な発想で作り出されるフランス料理。高級なイメージのフレンチを手軽に楽しめるのが、南区「アプリュス」です。季節の食材をフレンチ惣菜に仕立て、カジュアルに楽しめます。「いろいろ人参のラペ」は、赤色、オレンジ色など彩り豊かなニンジンに旬のミカンを添えた冬の味。「ラペは千切りがスタンダードですが、ミカンと一緒にかわいく輪切りにしてみました。フレンチは自由ですからね」とシェフの重光さん。広島産食材も多く取り扱い、意外な組み合わせのメニューでテーブルトークも弾みそう。

取材協力：フレンチ惣菜＆パイ à plus（ア プリュス）

イギリスといえば、アフタヌーンティー。1800年代中頃に貴族の間で始まった習慣といわれており、ランチとディナーの間の小腹が空く時間に、紅茶と軽食・おやつを楽しむ文化です。アフタヌーンティーは、当時のイギリス貴族にとっては正装で参加するほどの重要なシーン。社交パーティーで会話を楽しみながら紅茶とおやつを上品に味わっていたそう。

イギリスの紅茶を再現したルピシアの「ユニオンジャック」は、イギリスで飲まれている紅茶の風味を、日本の軟水でも楽しめるように調整して作り上げたこだわりのブレンド。上品でオーソドックスな風味で渋みが少なく、コクのある味わいはイギリス式のミルクティーにもぴったりです。朝食やアフタヌーンティーなど、シーンを選ばず毎日飲みたい紅茶です。

取材協力：ルピシア

カナダで楓（メープル）の甘い樹液が発見されたのはなんと1500年代。メープルシロップは角のない柔らかな甘みで栄養価も高く、古くから親しまれる“ふるさとの味”です。そんなメープルシロップを使ったカナダ土産の大定番が、メープルクッキー！カルディコーヒーファームで手に入る「デカセール メープルクリームクッキー」は、しっとりめのクッキー生地でこっくりとしたメープルクリームをサンドした甘〜い本場の味。また、カナダでは最上級のグレードとされる100％天然ハチミツ「ナチュロニー カナディアンハニー」もおすすめ。クローバーや数種類の花の蜜からなる百花蜜は、マイルドで料理やお菓子作りなどオールマイティーに使いやすいハチミツです。

取材協力：カルディコーヒーファーム

G7広島サミットの開催地であるグランドプリンスホテル広島。20階にある日本料理の「なだ万」では、広島ならではの食材を使った伝統の日本料理を提供。気軽に楽しめる御膳料理から本格的な懐石料理までさまざまなシーンに合わせたメニューが並びます。写真は3月1日〜31日限定の「春陽～桜海老と春野菜～」（税サ込13,673円）。桜鯛や春野菜など、季節の食材を堪能できるコースです。

瀬戸内海の絶景のパノラマと一緒に、ゆっくりとくつろげます。

取材協力：広島 なだ万