【ものづくり現場リポート】vol.4 創刊2周年記念!アシタノができるまで | アシタノ メインコンテンツにスキップする

【ものづくり現場リポート】vol.4 創刊2周年記念!アシタノができるまで

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これまでアシタノでは、コロナ禍の過ごし方、おでかけ・グルメ情報、お金のこと、家族のこと、家のこと…読者のみなさんの暮らしが少しでも豊かに楽しくなるようにと、さまざまな記事を掲載してきました。そんなアシタノがどのようにしてみなさんの手元に届いているのか、編集室自らリポートします。

01 読者アンケートや広告への反応を振り返りながら記事を企画・取材

毎月の編集会議で、読者プレゼントの応募時に回答されたリクエストや、広告クライアントからのご意見を共有。さらに、企業からのプレスリリース、広島の新店情報、SNS上で話題になっている出来事など、記事に活用できそうなアイデアを日々出し合いながら企画を検討します。「私、今年初めて確定申告をするんです」「帰省にオススメの広島土産ってありますか?」なんて雑談から企画が生まれることもしばしば。企画が決まったら、カメラマン&ライターなどの制作チームが手分けをして取材に出発。発行日の1〜2ヵ月前から記事制作に取り掛かります。

02 魅力的かつ信頼性の高い記事を作るために慎重にチェック

取材や情報収集が終わり、実際の紙面デザインがスタート。読んでいるだけでワクワクする記事、ラックに置いてあると思わず手に取ってしまう表紙を作るために試行錯誤を繰り返します。記事が出来ると、誤字脱字、情報の真実性、オーバーな表現がなされていないか…多くの視点から文章をチェック。例えば「『県内最大』という表現は、本当にナンバーワンでなければ『県内最大級』と表現するべき」など、一文字たりとも逃さず確認しています。

紙面作りで一番大切な作業です!

 

03 職人の目で、新聞紙ならではの発色を調整。35.4万部を工場で一気に印刷!

 印刷では「新聞用オフセット輪転機」という専用の機械を使用。インクがにじみやすく、くすみのある新聞紙を、美しく読みやすい仕上がりにすることができます。アシタノの場合、朝刊を刷り終わった朝9時過ぎに試し刷りがスタート。刷られた紙面と「デジタルプルーフ」と呼ばれる色見本を照らし合わせながら、オペレーターが肉眼でインク量を調整します。写真の食べ物はおいしそうに見えるか?人物の顔色がくすんでいないか?企業ロゴの色は再現できているか?印刷のズレはないか?など、それぞれのページごとに細かく調整。わずか10分程度でインク調整を終えると、本番印刷から新聞販売所などへの発送まで一気に取り掛かり、約1時間ですべての印刷が完了します。出来上がったアシタノは、中国新聞の販売所、JR主要駅やバスセンターなどの配布場所に配送され、毎月第1・3金曜日に、みなさんの手元に届いているのです。

左が本番、右が試し刷り。青インクが濃く出過ぎていたため、本番では青を薄く微調整。

編集スタッフの思い出深い特集は?

2022/2/18号「はさんで食べる」は、個人的に歴代ベスト1表紙!特集内では、サンドイッチ店情報に加え近隣の公園情報も紹介し、コロナ禍でも楽しめるテイクアウト・外ごはんを提案。紙面・SNSともに反響が良く、手ごたえを感じた号でした。

2021/5/21号「おうちでフィットネス」。当初掲載予定だったおでかけ特集を印刷する直前、緊急事態宣言延長が決定。おでかけを推奨する記事は取り下げ、急いで企画を変更することに…。編集室の連携プレーにより、たった1日で原稿を完成させました。

Interviewer memo

アシタノが印刷工場で美しい発色に刷り上がり、トラックで運ばれていく様子は、まるで我が子の旅立ちを見守るような感慨深さがありました。「読者の“明日が楽しく”なるように」という想いを込めて創刊されたアシタノは、4月で創刊2周年。営業、制作、印刷といったチームがそれぞれのこだわりを発揮しながら、大切に作り上げられています。ぜひこれからもご愛読ください!

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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