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ガーデニングを始めよう

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ガーデニングの世界へようこそ

暖かく過ごしやすい5月は、ガーデニングを始めるのにぴったりな時期。
花壇や寄せ植えでは、開花時期が同じ植物を並べ、あなただけの世界を演出してみて。
陽気の良い間に準備を始め、梅雨入りまでに夏の植物がしっかり根付く状態を目指しましょう!
記事監修:広島市植物公園

5〜6月に植え始めたい!お庭・プランターガーデニング

種から始める

ジニア(百日草)
初夏から秋にかけて、長い期間に次々と花を咲かせます。種子から育てやすく、初心者におすすめ。花を増やしたい場合は、梅雨明けに切り戻しましょう。

 

コスモス
早咲きの品種なら、夏に花を楽しめます。成長過程で何度か先端を切り(摘心)、茎の数を増やすことで、低い草丈を保つことができます。

 

ヒマワリ
庭に直植えする場合、30cm程度の間隔で1つの穴に2~3粒まき、発芽したら生育のよい株を残して間引きます。水のやりすぎには注意してください。

 

マリーゴールド
「コンパニオンプランツ」としても活躍し、夏野菜や根菜と一緒に植えることで病害虫の発生が抑えられ、元気に育つようになります。

苗から始める

ポーチュラカ
暑さや乾燥に強い花。草丈が20cm程しか伸びないため初心者におすすめ。たくさん花を咲かせたいなら、なるべく日当たりの良い場所に植えましょう。

 

ペチュニア
色幅豊富で、咲き方や大きさも品種によってさまざま。たくさんの花数を長く楽しむためには、咲き終わった花がらをこまめに摘みとるのがおすすめです。

 

ミモザ
次の春の開花を目指し、幹が太くしっかりした若木を選びましょう。植える場所がなければ鉢植えもおすすめ。幹の上部分を剪定し、好みの大きさをキープできます。

 

サルビア
梅雨前の5月下旬頃の苗植えが◎。なるべく葉の色が濃い苗を選びましょう。開花期間が長いので、肥料は定期的に。

これだけは覚えよう!ガーデニング5カ条

●土づくりはしっかりと
●苗の大きさに合った鉢選び
●終わった花がらは摘む
●日当たりと風通しをキープ
●水を切らさず、やりすぎない

旅行や留守中に便利!ペットボトルに取り付けて簡単自動水やり

暖かい季節にかかせない水やり。長期で留守にする時は、水を入れたペットボトルに100円均一で買える給水キャップをして土に挿します。日光による火災や植物の夏バテ防止のため、日当たりが強い場所に置くのは避けましょう。

丈夫な根のために大切な土づくり

植物を丈夫に育てるためには、水や肥料のもちがよく、排水性・通気性のよい土づくりがポイントです。庭植えでは、そのままの土に堆肥や腐葉土を混ぜて土づくりを。鉢植えでは、基本用土に肥料などが配合された培養土を使えばOK!植える花に適した土を選びましょう。

基本用土
ガーデニングのベースとなる土。「赤玉土」は保水性、排水性、保肥性などバランスの良い基本用土。「鹿沼土(かぬまつち)」は、さらに通気性に優れ、乾燥を好む植物などに使われます。

 

腐葉土
腐葉土を基本用土に加えることで、土の排水性・通気性を改善。土の中に残る葉や枝によって、土の中にすき間ができ、ふかふかの土を作ることができます。

 

培養土
製品によって、肥料の配合、酸度調整成分の有無、粒の大きさなどが異なります。販売店に相談しながら、育てたい植物にあわせて適切な培養土を選びましょう。

肥料っていつやるのが正解?

●タイミング
種まきや苗の植えつけ時は「元肥(もとごえ)」を土に混ぜておき、初期段階の生長を促します。生育中の植物には「追肥」として、固形肥料なら1カ月に1回程度、液体肥料なら1〜2週間に1回程度が目安ですが、最適なタイミングは品種によって異なります。植え替え直後や葉の変色、弱っている時は追肥を控えましょう。

 

●種類
緩効性肥料 水に溶けることでじっくりと効果を発揮。植え付け時から使える。
液体肥料 即効性があるため、植物の元気がない時にこまめに与えられる。
有機肥料 油かすや魚粉などが原料。微生物により分解され、土壌改良効果も。
化成肥料 肥料成分を化学的に合成。安定した効果が期待できる。

ONE POINT

Q せっかく咲いた花なのに 色褪せて弱ってきた…

A 開花時期が長い品種は、「切り戻し」を行えば2〜3週間後に再びたくさんの花を咲かせます。満開が終わりそうなタイミングで、芽や葉の少し上を切り、株の形を整えます。元気な葉を残すように切ることで、もりっと充実した株を作ることができます。

Q 気温が高い時期、気をつけるポイントは?

A 植物の夏バテ対策として気をつけたいのが水やりです。最適なタイミングは、なるべく気温が低い、朝早い時間帯。さらに直射日光が当たる場所では、葉焼けを防ぐために葉や花に直接水が当たらないよう、土に向かってたっぷりじっくりと水をかけてあげましょう。

Q これって水不足?水のやりすぎ?

A 下葉がぐったりして黄色くなっている場合は、水切れのサイン。根詰まりも考えられるため、ひと回り大きな鉢に植え替え、水をたっぷりと与えましょう。葉が全体的にブヨブヨと厚くなったり、黄色くなったりした場合は水のやりすぎかも。鉢の場所を、風通し・日当たりの良いところに置くと改善されることもあります。

家庭菜園をやってみよう!

5月は夏野菜の苗植えのラストスパート!節間が間延びしていない、太い茎の苗を選びましょう。
※品種や環境により、栽培条件は変わります。

キュウリ

実の収穫タイミングがカギ!
半日以上は日が当たる、風通しの良い場所で栽培しましょう。地ぎわから3〜4節までは親づるだけを残して脇芽を取り除き、5節より上の小づるや孫づるは葉を2枚残して摘心すると良いです。半月に1回追肥をし、1番果は早めに収穫します。できた実は早く収穫し、草勢を保ちましょう。

ピーマン

水は切らさず、あげすぎずが基本!
日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。過湿と乾燥を避けましょう。株間は30〜40cmとし、1カ月に1度は必ず追肥します。1番花が咲いたら、主枝と直下の脇芽2本を残して、他は切り落としましょう。7月下旬に枝を切り詰めると、秋にも良いピーマンが収穫できます。

エダマメ

夏の食卓の相棒に!
日当たりの良い場所で、20cm間隔で植え付けます。本葉が5〜6枚の時に主枝を摘心し、脇芽を伸ばすことで収穫量を上げることができます。1番花が咲く頃に追肥と土寄せを行い、その後10日間は多めの水やりを心がけましょう。さやを指で押さえて、実が飛び出る頃が収穫適期です。

ナス

秋ナスの収穫を目指そう!
60cm間隔ぐらいで植え付けましょう。1番花が咲いたら、それより下の枝や葉を切り落とし、葉が混み合わないように整えましょう。1〜3番果は大きくなる前に収穫し、草勢を落とさないようにします。8月上旬に枝を半分切り落とすことで秋ナスも楽しめます。

トマト

水と肥料はたっぷりと!
40〜50cm間隔で植え付け、水やりは土が乾くまでは控えます。1番花が咲いた時に追肥し、次に実がゴルフボールくらいになった時と実が色づき始めた時、収穫時にさらに肥料を与えます。その後は半月ごとに追肥すると良いでしょう。脇芽は摘心しましょう。地植えの場合、ミニトマトは放任栽培も可能です。

編集室もチャレンジ! ミニトマト植えてみました。

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アシタノ編集部

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