【アシタノオンセン日本全国温泉旅】長崎 雲仙温泉
硫黄の匂いと湯けむり漂う温泉地
長崎 雲仙温泉
●泉質/硫黄泉
●効能/湿疹やしもやけ、切傷などの皮膚病、神経痛、筋肉痛など
高原の豊かな自然の景色と大地のパワーを五感で堪能
雲仙温泉は島原半島にそびえる雲仙岳の中腹、標高700mにある温泉街です。明治時代から避暑地・保養地として有名で、国内で最初に国立公園に指定されました。雲仙温泉といえば雲仙地獄(写真①)。噴気が激しく噴き出し、強い硫黄臭を漂わせながら湯けむりが立つさまは、まさに地獄のよう。「大叫喚地獄」や「お糸地獄」など30ほどの地獄からなり、名物「温泉たまご」をほおばりながら地獄めぐりを楽しむのもおすすめ。
地獄見学のあとに立ち寄りたいのが、ビードロ美術館(写真②)。
江戸期の長崎ビードロ、ボヘミアンガラスなどを多数展示し、ガラス作り体験もできます。また雲仙の雄大な自然を満喫するなら、雲仙ロープウェイ(写真③)で上空からの空中散歩がおすすめです。高地ならではの四季折々の景色を五感で感じることができます。毎月第2・4土曜には、夜に提灯を提げて雲仙地獄を歩く「湯にも地獄の物語」を開催中。地獄にまつわる、ちょっと怖くて摩訶不思議な世界へ誘います。
★「湯にも地獄の物語」要事前予約
雲仙観光局 TEL 0957‒73‒3434
4つの自家源泉をもち 湯めぐりを楽しめる湯宿
「雲仙地獄」まで徒歩2分、湯量豊富な雲仙の中でも、敷地内に4つの自家源泉をもつ珍しい湯宿。湧き出る硫黄泉は浴場ごとに色合いや濃度が異なり、館内にいながら湯めぐりが楽しめます。とくに露天風呂付客室「月庭」では源泉かけ流しの湯を贅沢に堪能でき、季節ごとに変わる庭園を眺めながらゆったりとした時を過ごせます。また館内のブックラウンジには、島原のおすすめ観光スポット等を紹介した「15マイルガイドブック」を用意。お好きなカードを選んで、自分だけのガイドブックを作成してオリジナルの旅を楽しんでみるのもおすすめ。
内湯と自然の木々に囲まれた、大浴場「香仙翔」の露天風呂(朝晩男女入替制)
半径15マイル圏内の地産の新鮮な食材にこだわったオリジナル会席
- 名称
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ゆやど雲仙新湯
- 住所
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雲仙市小浜町雲仙320
- TEL
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0957-73-3301
- 定休日
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木曜
- 宿泊
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大人1泊2食付19,250円/名~
露天風呂付き客室「月庭」 大人1泊2食付29,370円/名~
- 日帰り入浴
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なし
自然に抱かれた湖畔で日常を忘れて至福のステイ
雲仙の大自然に佇むリゾート旅館。すべての客室から雄大なおしどりの池を望み、日本画のような景色を楽しめます。湯処は男女別に露天風呂・大浴場・檜風呂等を備え、大きな窓からの眺めはまるで湯船と湖面が一体化して自然に溶け込むよう。“天然の化粧水”といわれるメタケイ酸を多く含んだ源泉かけ流しの湯の効能と絶景で、心ゆくまでリラックスを。初夏にはアジサイが咲き、天気の良い日には湖面がエメラルドグリーンに染まるおしどりの池。池の周辺は遊歩道になっているのでウォーキングもおすすめです。自然に身を委ね、上質な時間を過ごせます。
自然の天然木や自然石を配した大浴場「莉園」
自家源泉を引いた露天風呂付き客室「莉結」。雲仙の自然を眺める贅沢なプライベート空間
- 名称
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東園
- 住所
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雲仙市小浜町雲仙181
- TEL
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0957-73-2588
- 定休日
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不定休
- 宿泊
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大人1泊2食付23,250円/名~
露天風呂付き客室「莉結」 大人1泊2食付40,300円/名~ (最大4名)
- 日帰り入浴
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なし
※状況により営業時間や定休日は変更になる場合があります。最新情報は直接各施設のHPをご確認ください。
※掲載価格はすべて税込です。