新感覚の豆腐や大豆料理/広島ぐるグルメ
温めると溶けていく湯豆腐、肉のような食感の大豆ミート、飲む豆腐のスイーツ―。新感覚の豆腐や大豆料理を提供する3店を紹介します。
- 目次
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- ・ 豆富と釜飯 翁
- ・ 永遠(とわ)の豆富屋
- ・ 世羅のとうふ家+豆食堂
豆富と釜飯 翁
鍋やしゅうまい 14品のコース
とろける食感の湯豆腐と、ご飯の粒が立った釜飯が名物です。「すし亭」などを展開するひのき(広島市西区)が昨年11月、そごう広島店本館(中区)にオープンさせました。
店名が付いた「翁(おきな)御膳」(3080円)は14品の料理が少しずつ運ばれてきます。豆腐を具材にした「豆富(とうふ)しゅうまい」やみそと塩こうじに漬けた「二色豆富」―といった具合で、豆腐好きにはたまりません。
お待ちかねの「温泉とろとろ湯豆富」は、佐賀県産大豆フクユタカを使った豆腐が鍋で出てきます。嬉野温泉(同県嬉野市)と同じ成分の調理水で豆腐を温めていくと、豆腐が少しずつ溶け出します。角が取れてくると食べ頃に。ごまだれやポン酢でいただきます。豆腐が溶けた後の鍋に釜飯の白ご飯を入れて、雑炊のように食べるのもお勧めです。
9月30日まで、湯豆腐を「冷製温泉とろとろ豆富」(単品550円)に変更できます。(宮地佳代)
- 店名
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豆富と釜飯 翁
- 住所
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広島市中区基町6―27そごう広島店本館10階
- 営業時間
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午前11時~午後10時
- 定休日
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そごう広島店に準じる
- お問い合わせ
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082(555)9551
永遠(とわ)の豆富屋
人気商品一丁使いドリンクに
豆腐でありながら味や食感が全く異なる「豆富(とうふ)」メニューをテイクアウトできる店です。お薦めは「飲めちゃうTOFU」(680円~)。人気商品「とわとろ豆富」を一丁使用したドリンクです。定番の味は黒蜜きなこやショコラなど6種類。夏季限定でマンゴー味も楽しめます。
一度飲むと、濃厚でとろっとした新感覚の豆富のとりこになります。一番人気のいちごミルク味は、豆富のまろやかさとミルクの甘さ、冷凍イチゴの甘酸っぱさが調和し、甘過ぎない味わいでごくごく飲めます。
「もっちり豆富」(550円)にもファンが多いです。店を運営する永遠希代表取締役の小田利明さんが10年をかけ、独自の製法で作り上げた豆腐です。「豆富を食べられる加盟店は国内外に50店舗以上。世界中の人に食べてもらい笑顔になってほしい」と小田さんは語ります。(近藤那美)
- 店名
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永遠(とわ)の豆富屋
- 住所
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廿日市市下平良1-3-41
- 営業時間
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午後3~9時
- 定休日
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月―水曜
- お問い合わせ
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0829(31)2581
世羅のとうふ家+豆食堂
鶏肉代わり ヘルシーな「南蛮」
広島県世羅町の天然水と国産大豆で作る豆腐の販売店に併設したレストランです。豆腐や大豆料理がメインのランチを提供しています。
選べる主菜に、お薦めの豆腐やサラダ、ご飯、みそ汁などが付いた「豆ランチ」(971円)が評判です。中でも一推しの主菜は、高たんぱくでヘルシーな「豆ミート南蛮」。肉の食感に似た「大豆ミート」を鶏肉代わりに、チキン南蛮のように調理。外はぱりっと中はふわっと揚がっています。甘酢と豆腐入りのタルタルソースがよく絡みます。
おぼろ豆腐が主な材料の「豆腐ドーナツ」(80円)も人気です。「いろいろな豆腐で作ってみましたが、生地のふんわり感とやさしい甘さを出せるのは、おぼろ豆腐が一番でした」と店長の新庄谷紀子さん。店舗では世羅の豆腐のほか、弁当や総菜、地元の野菜や果物なども販売しています。(難波亮子)
- 店名
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世羅のとうふ家+豆食堂
- 住所
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広島市西区庚午北2―21―13
- 営業時間
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午前10時~午後4時(ランチは午前11時30分~午後1時30分)
- 定休日
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日曜祝日
- お問い合わせ
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082(507)1677