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新たな一年 カレーで気合/広島ぐるグルメ

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正月も明け、日常が戻ってきました。スパイシーなカレーで気合を入れましょう。南インド地方のメニューやスープスタイル、キーマなどのバリエーションの中から、お気に入りを見つけませんか。

南インドカレーとスパイス料理 ぱんちょり.

3種盛り 甘味や酸味が一度に

油分が少なく、さらりとしたスープ状の南インドカレーを出す専門店です。本場で修業した店主の宮本和輝さんが、日本人好みに辛みや酸味を和らげ提供します。

 

「カレー3種盛り」。手前の銀色の器に入った茶色いカレーが「サンバル」

 

ランチの一番人気は「カレー3種盛り」(1700円)です。白米を中心にカレーと副菜7、8種が銀色のプレートにぐるりと並びます。不定期で変わるカレーのうち、定番は豆と野菜を使った「サンバル」です。キマメという豆のペーストに、甘酸っぱい果実「タマリンド」の戻し汁、炒めた野菜とスパイスを加え、ココナツミルクで仕上げます。スパイシーさの中に滋味深い野菜のうまみが詰まった一品です。

 

スパイスとヨーグルトに漬け、ぱりっと焼き上げた「タンドリーチキン」(900円)。夜の一品料理の人気メニュー

 

カレーと副菜を一口ずつ味わったら、白米とともに全てをプレートに広げ、韓国のビビンバのように混ぜて食べるのが「ぱんちょり.」流です。宮本さんは「甘味、酸味、うま味といった五つの味覚が口の中で一度に楽しめます」と勧めます。(藤田菜穂子)

 

「体に優しいものだけを出したいので、うま味調味料は一切使いません」と話す宮本さん
店名
南インドカレーとスパイス料理 ぱんちょり.
住所
広島市中区銀山町2―10
営業時間
午前11時30分~午後2時30分、午後6~9時(いずれもラストオーダーは30分前、売り切れ次第終了。日曜は昼だけ営業)
定休日
月、火曜
お問い合わせ
082(909)9214

カレー&バル 向日葵(ひまわり)

米粉使用 優しい味の鶏キーマ

住宅街の一角にあるカレー店です。お薦めは、こりこりとした鶏もものひき肉が入った「親鳥のキーマカレー」(850円)。カレーは、ニンジンやタマネギ、リンゴ、マンゴーなどを煮詰めた欧風ベースと、クミンやカルダモンといった約10種類の香辛料を混ぜ合わせたスパイスベースをブレンドしています。

 

「親鳥のキーマカレー」。卵を崩すと、よりマイルドに

 

優しい口当たりで、食べ進めるとスパイスの香りが広がります。ルーの上に散らせたバナナチップやピンクペッパー、ドライハーブのカスリメティなどがアクセントに。一緒に味わうと甘みや刺激がプラスされます。

 

「夜はバルになります。スパイスを使った一品料理もお楽しみください」とほほ笑む森永さん

 

13種類ある多彩なカレーメニューも魅力で、全て小麦粉の代わりに米粉を使う「グルテンフリー」です。店長の森永陽介さんはその理由を「カレーは国民食なので、誰もが安心して食べてほしいという思いから」と力を込めます。(吉本真人)

店名
カレー&バル 向日葵(ひまわり)
住所
広島市中区舟入幸町3―20
営業時間
午前11時30分~午後2時、午後5~9時
定休日
月曜 ※祝日の場合は翌日休み
お問い合わせ
082(218)2927

Meat Factory Fuoco(ミート ファクトリー フォーコ)

スープが絡む 和牛ハンバーグ

精肉店を併設するレストランです。肉の専門店としての強みを生かした、牛骨白湯(パイタン)ベースのスープカレーが看板メニューです。牛骨の他に鶏がら、野菜や昆布のだし、果物、10種類以上のスパイスを使ったスープは、奥深い味わいです。

 

パプリカやジャガイモなど野菜もたっぷりの「黒毛和牛ハンバーグカレー」

 

店長の大田亜矢さんのお薦めは「黒毛和牛ハンバーグカレー」(1485円)。ハンバーグのミンチは毎朝、新鮮な黒毛和牛の塊肉から作ります。食感を楽しめるよう、粗さの違う2種類のミンチにします。スチームオーブンで蒸し焼きにした軟らかいハンバーグに、スープがよく絡みます。トッピングの野菜は8種類と具だくさん。キャベツやブロッコリーなど自家農園で育てた旬の野菜も入ります。ランチはサラダ付きです。
店では上質な黒毛和牛肉をはじめ、ハンバーグや揚げ物のザンギなどの総菜も販売しています。(難波亮子)

 

「牛骨スープが味に深みを出してくれます」と話す店長の大田さん(中)とスタッフ
店名
Meat Factory Fuoco(ミート ファクトリー フォーコ)
住所
広島市西区田方2―9―20
営業時間
午前11時~午後3時、午後5時30分~8時
定休日
月、火曜
お問い合わせ
082(909)9290
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メディア中国編集部

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