プロ3人が伝授!美へのいざない(2/3)
日常の振る舞い編
ウオーキングスタイリスト
高市 のりこさん
たかいち・のりこ 1962年広島市生まれ。20歳からモデルとして活躍。ウオーキングトレーナ―のデューク更家さんに師事し、その後独立。98年からウオーキングの講師としても活動を始め、2004年に「キレイウォーキングスクール」(広島市中区三川町)を開設
姿勢や歩き方で心も変わる
ポイントは骨盤 丸めずに真っすぐ
すてきな洋服を着ていても背中を丸めていたり、股を広げて歩いたりすると女性としての魅力は半減しますよね。主宰するスクールでは、高校生から60代の女性に美の基本となる姿勢や歩き方などを指導しています。ブライダルを控える人やミス・ミセスコンテストへの出場を目指している人には、個人レッスンもしています。
まずは正しい姿勢から。壁に頭とお尻、かかとを付け、背中は手のひらが通る程度空けるように立ちます。ポイントは骨盤です。丸めたり、反らせたりするのではなく真っすぐ立たせます。肩が内側に入って背中を常に丸くしている人も多いですね。肩甲骨を寄せ合い、肩を下げるように意識すると猫背が改善されていきます。
美しく歩くには、「壁立ち」の姿勢を保ちながら「膝を伸ばして着地」する脚の運び方を心掛けます。さらに、脚の内側をすり合わせるように歩くと女性らしさがにじみ出るとともに、内ももの筋肉を使うので美脚になります。また、様になる立ち方を身に付けておくのも大切です。左右どちらかの足に重心を移し、腰などをねじって女性らしい体の曲線を強調すると人の目を引きますよ。
姿勢や歩き方、立ち方を日々、意識して継続しているとウエストが細くなるなど体が引き締まってきます。家事や通勤の時間を利用したちょっとした努力が女性の美しさをつくります。
姿勢や歩き方に自信が持てるようになった女性の多くは、履いたことがなかったハイヒールに挑戦するなどおしゃれに積極的になります。「もっと若い頃からレッスンを受けていれば、人生違ったのに」と悔しがる人もいるほどです。美しい姿勢や歩き方は、その人の心の在り方や生き方まで変えてしまう力を持っています。
心掛けている三つのこと
1 朝食は和食。炭水化物はパンよりカロリーが少ないご飯です。みそ汁、サラダ、卵もたっぷりいただきます
2 美肌のために、お風呂でピーリングや美白、保湿効果のあるパックを必ずしています
3 毎朝1人でゆったり過ごす時間を大切にしています。足湯や読書をして自律神経を整えています
欠かさずやっています!
ジム通い
週3回はジムに通っています。汗をかいて運動していた20代とは違い、体をいたわることを主眼に置いて筋力トレーニングだけでなくストレッチや体のケアを念入りに。体をほぐしたり、つぼを刺激したりする「ウエーブストレッチリング」という器具を活用しています。
わたしのマストアイテム
梅干し
幼いころから梅干しが大好き。毎日食べています。必ず冷蔵庫に常備しています。風邪をひいた時など体調を崩した時には多めにいただいています。
リラックスできる場所は
夫のバーで一杯
夫(大野和徳さん)が経営しているバー「COUNTER OH!NO!」がスタジオの隣にあるので、レッスン後ビールや赤ワインを飲むのが、ほっとできるひとときです。たまには、生徒さんたちと飲むこともあります。