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マウンティング男との結婚が不安/蝶子のおしおき部屋

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CUE編集室ご意見番・蝶子
CUE編集室のメンバー。人生の荒波をくぐり抜け過ぎて、ドSキャラに。蝶子の「おしおき部屋」では、読者のお悩みに愛のムチ(?)でお答えします。

マウンティング男との結婚が不安
結婚を前提に交際中の男性が「マウンティング男」。自分がいかに会社で有能な存在なのかを頻繁に自慢するので、一緒にいるのが苦痛になってきました。格付けされているみたいで、家庭を築いても楽しくやっていけるか不安です。(30代、女性)

 

わあーいるんだよ! 自分を大きく見せたくて、相手に自分の方が上であるとやたらアピールするマウンティング男! 酒席などで、昔の手柄話を延々とするオヤジには「さすが!」「すごーい!」などと調子を合わせていれば済みますが、夫婦となるとそうはいきませんよね。
先日、あるドラマを見ていてハッとしました。男性が「俺が食わせてやるからさ」と女性にプロポーズするシーン。曇った彼女の表情がアップに。案の定、女性は結婚を迷い始めるのです。今どきそんな言葉でうれしいと感じる女性はいないんだよ! 私が専業主婦だった時、別れた元夫は「ワシはものすごい仕事しよるんぞ。知らんじゃろオマエは」が口癖でした。これもマウンティングだと、今になって実感します。「家事も子育ても、私だって頑張ってんだよ!」と心の中は、いつも怒りが渦巻いていました。あなたも、「私だって」という思いが心の奥底に沈んでいるのではないですか。
彼に率直に話してみたらどうでしょう。「あなたのマウンティングが嫌。二人の間に序列をつくりたくない」と。彼が反発したら、別れもアリです。よろしくて!

 

あなたにお薦めの作品
韓国だけでなく、日本の女性たちの間でも共感を呼んでいるベストセラー。33歳の女性ジヨンを通して、職場や家庭の中で女性が受ける理不尽さ、男女の格差が浮かび上がります。女性が傷ついているのに、男性は無自覚―という多くのエピソードが、女性の心の中に積もり積もっているんだなと改めて思うのです。
チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)

※あなたの「おしおき」したい人を募集。おしおきしてほしい人もいらっしゃい!

チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)

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蝶子(メディア中国)

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