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厳しい校則 もやもや感/蝶子のおしおき部屋

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CUE編集室ご意見番・蝶子
CUE編集室のメンバー。人生の荒波をくぐり抜け過ぎて、ドSキャラに。蝶子の「おしおき部屋」では、読者のお悩みに愛のムチ(?)でお答えします。

厳しい校則 もやもや感
息子が通っている高校の校則が厳しすぎて、もうマジ理解できません。先日も息子がツーブロック風の髪形にしただけで校則違反と注意され、帰宅させられました。「校則だから」を繰り返す先生に、もやもやが親子で消えません。(40代、女性)

 

今や男子の定番「ツーブロ」が禁止ってどゆこと? 私も先生にツーブロがなぜいけないのか、ロジカルに教えていただきたい。国民的アニメ「サザエさん」に登場するカツオの友達の「中島くん」や、「ノリスケおじさん」もツーブロですよ。
思い返せば、今21歳と18歳の息子たちも学生時代に「ブラック校則」をいくつか経験しました。次男の高校では「個室トイレ10分以内」というのがあって、「生理現象に制限タイム設けるってどうよ?」とあぜんとしたものです。
息子たちの高校時代を振り返って、髪形や下着の色まで細かく決める校則は、価値観が多様化し、グローバル化が進む現代社会の中でメリットが少ない気がします。学生の考える力、意見を言う力を封じることにつながらないでしょうか。教育現場が「みんな同じ」に安心してしまう空気をつくり出すことこそ恐ろしいと、私個人は思います。
ツーブロ禁止に納得できないのは、あなた方だけではないはず。息子さんは生活指導の先生に、あなたは保護者会で説明を求めてみたらいかがでしょうか。同調圧力が強い社会で、その一歩が息子さんを成長させるのでは。よろしくて!

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蝶子(メディア中国)

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