疑問点をクリアしてあなたもキャッシュレスマスター

キャッシュレス決済とは、文字通り「紙幣や硬貨を使わず支払う」こと。多くの人が利用しているICOCAやQUOカードでの支払いなどもキャッシュレス決済。私たちの生活に、どんどん浸透してきています。

現金での支払いからキャッシュレス決済へと、決済方法が変わっていったのは、キャッシュレスのほうが決済時の手間が少なく、ポイントが貯まるなどのメリットがあるから。小銭を出したりお釣りをもらったりという手間が省け、すぐに決済でき、ポイント還元により現金よりもお得になる場合もあるのです。しかし、お金の動きが目に見えないので、決済サービスの種類によっては残高が分からなくなったり、思わぬ出費をしてしまったりという落とし穴には注意を。キャッシュレス決済のメリット・デメリットを理解し、不安な面はきちんと対策をして、賢いキャッシュレスマスターになりましょう。

キャッシュレス決済にはさまざまなメリットがありますが、「なんとなく現金のほうが安心する」という人も多いのでは。そこで、よく聞かれるキャッシュレス決済の不安な面や疑問をリサーチしました。これらを参考に気になる点をクリアにして、自分に合った決済方法をマスターしましょう。

人それぞれ違うライフスタイルがあるように、キャッシュレス決済にもいろんなスタイルがあります。そこで代表的なキャッシュレス決済の種類と、4つのタイプをご紹介。この中から、自分に合った方法を参考に、ストレスなく「キャッシュレス生活」を始めましょう。

［コード決済］

スマホに表示されるコードを読み取ってもらう、もしくはお店の2次元コードをスマホで読み取ることで決済。ユーザー間での送金が簡単なので、割り勘が多い人にオススメ。PayPayなどが代表的。

［電子マネー］

カードやスマホ、スマートウォッチを読み取り機にかざしたり、タッチしたりして決済。ICOCAなどの交通系ICカード、モバイルSuicaのような非接触型ICカード搭載スマホなど。

［クレジットカード］

商品を購入し、後払い決済する。利用金額に応じたポイントがもらえ、貯まったポイントは賞品や商品券に交換したり、キャッシュバック（現金還元）できたり、カードの支払代金の一部として使えたりする。

キャッシュレス決済の普及は、小中学生のお小遣いにも影響を及ぼすのでしょうか。現在は「使いすぎが心配」「簡単にお金が手に入ると思いそう」と、まだまだ「お小遣いキャッシュレス派」は少数です。しかし、「利用状況や履歴が管理できるのがいい」「現金を用意する手間が省ける」とメリットを感じる親も多く、将来はぐんと増えていきそう。

銀行の口座や現金で管理していた家計も、キャッシュレス決済が普及するにつれて様変わり。共働きのアシタノ夫婦の、キャッシュレス決済での家計管理を紹介します。

まずは、それぞれが給料から一定額の「貯蓄費」を「貯蓄用口座」へ移動。そして一定額の「生活費」を「生活費用口座」へ移動。通勤で使う「交通系IC」、食費や生活必需品の「コード決済」、家賃や光熱費の「カード決済」の引き落とし先は「生活費用口座」に一本化。残高や明細は、この口座のみを確認すればOK。それぞれの娯楽費や交際費など個人的な決済は、給与振込口座から引き落としするスタイルです。

メールやSNSなど、オンラインですぐに贈ることができるギフト、「Eギフト」。たとえ住所を知らなくても、感謝の気持ちを気軽に伝えられるツールです。使い方はとても簡単（順序が違う場合もあり）。まずはオンライン上で贈るギフトをチョイス。商品が決まったら、メッセージカードのデザインを選び、メッセージを入力。あとは、贈りたい相手のTwitterやLINE、FaceBook、メールでEギフトのURLを送るだけ。受け取った人は、URLをクリックし、表示されたチケットを店舗で表示すれば、商品をもらうことができます。

キャッシュレス決済の普及で「これまでより持ち歩く現金が少なくなった」とミニ財布に乗り換える人が急増。機能的でオシャレな売れ筋財布はこれだ！

※それぞれの決済サービスにより、受けられる特典や決済方法などは異なります。

詳細は各サービスのHPなどをご確認ください。