【アシタノオンセン日本全国温泉旅】広島 宮浜温泉

日本三景・宮島の対岸、海を見下ろす小高い丘に静かに佇むのが宮浜温泉。国道2号線沿いにあり、山陽道大野インターからも約10分。宮島だけでなく広島や岩国といった、ほかの観光スポットともアクセス良好な温泉地です。

かつてこの地は、1945年の枕崎台風により甚大な被害が出ました。その後、もともと湧き水の多い場所である宮浜の水を調べてみると、温泉成分が含まれていることが判明。1965年に復興の証として旧大野町の誘致により、宮浜温泉が開湯されました。現在、ペンションからハイクラスな宿まで多様な宿泊施設や日帰り入浴施設が営業中で、さまざまなスタイルで温泉旅を楽しむことができます。

目の前には波穏やかな大野瀬戸と宮島西海岸を望み、周辺は豊かな自然を満喫できるアクティビティもたっぷり。妹背（いもせ）の滝（上写真）や経小屋山（きょうごやさん）といった散策スポットのほか、シーカヤックや「知られざるビーチへの瀬渡し」といった宮浜海あそびもおすすめです。

※アクティビティなどのお得なプラン詳細は廿日市公式宿泊サイト「広島はつみみ」へ

▲穏やかな瀬戸内海を望む、パノラマ絶景を楽しめる展望露天風呂「マルミエロテン」（男女日替わり）

瀬戸内の美しい風景を眺めながら、広島県では数少ない天然温泉を楽しめる宮浜グランドホテル。露天風呂は展望自慢の「マルミエロテン」と岩造りの「ノゾキミロテン」（男女日替わり）の2種類。つるっとした優しい肌触りで湯冷めしにくいと評判です。

料理は旬の食材をていねいに調理した料理長自慢の月替わり会席がおすすめ。また料理重視の方へのカキやアナゴなどを使ったグルメプランも好評です。さらにシーカヤックなどの体験アクティビティプランもあるので、家族や仲間で楽しんでみては。

▲館内で最大の浴槽で、大野瀬戸を眺めながらゆったりと浸かることができる岩風呂露天が人気（東・西の浴室は男女週替わり）

広島県の天然記念物「べにまんさく」の群生地が旧大野町にあることから名付けられた「べにまんさくの湯」は、檜風呂など8種類の湯やサウナがある日帰り入浴施設です。露天風呂のほか、天然生薬を使った薬湯やカラフルな入浴剤を使った日替わり風呂が人気。美しい瀬戸の島々を見渡しながらゆるりと湯に浸かった後は、2階のテラスガーデンで火照った体をクールダウンするのがおすすめ。昼はさざ波が作り出す波模様、夜は船灯りが幻想の世界に誘います。またレストランでは地元の山海の幸を使った料理も味わうことができます。

※状況により営業時間や定休日は変更になる場合があります。最新情報は直接各施設のHPをご確認ください。

※掲載価格はすべて税込です。