本場の料理で海外気分/ぷちとりっぷ(広島市中区大手町)
気軽に旅行ができない中、外国の料理を味わって海外気分に浸りませんか。アルゼンチンやトルコ、韓国の本場の味が楽しめる広島市中区大手町の3店を紹介します。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります
- 目次
ガウチョグリル2
ショートリブ 炭火でじっくり
1999年に開店した、広島では数少ないアルゼンチン料理専門店です。「スパイスやソース、パイ生地など、ほとんどが自家製です」とマスターの佐々木健史さんは話します。
アルゼンチンは牛肉の消費大国で、数々の牛肉料理があります。この店では、日本産牛ショートリブの塊肉を横幅1メートル超の大きなグリルで焼くバーベキュー料理「アサード ショートリブ炭火焼き」(2750円)が一推し。炭火が発する遠赤外線でじっくり焼き、肉汁を閉じ込めます。「余分な脂が落ちてヘルシーになります」と佐々木さん。トマトソースと唐辛子が入ったピリ辛ソースの2種類が付き、味わいの変化が楽しめます。
具材をパイで包んで焼く家庭料理「エンパナーダ」(1個330円)も人気です。見た目はギョーザを思わせる半月形。鶏肉、魚、ひき肉とチーズの3種類があります。
(吉本真人)
- 店名
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ガウチョグリル2
- 住所
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広島市中区大手町2―2―8
- 営業時間
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午後2時~最終入店10時
- 定休日
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火曜
- お問い合わせ
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082(244)6691
トルコ料理KARSIYAKA(カルシャカ)
軟らかなラム肉のシシケバブ
トルコ出身のオーナー山田福さんが2013年に開いたトルコ料理店です。トルコ料理は世界三大料理の一つ。あっさりしていて、野菜を多く使うので、とてもヘルシーです。
中でも、ラム肉を使った「シシケバブ」(1650円)がお薦めです。トルコから取り寄せた唐辛子やミントなどをブレンドしたスパイスと、ヨーグルトを混ぜ合わせたソースに2日間漬け込んで、軟らかく仕上げます。ラム肉独特の臭みも少なく食べやすいです。トルコでなじみのパン「エキメッキ」(330円)にもよく合います。「毎朝2時間かけて作っています」と山田さんはほほ笑みます。
ローストしたサバを軟らかいバゲットに挟んだ「サバサンド」(880円)も人気です。半身を丸々使ったサバは存在感抜群。サバの塩味を生かした味付けで、食べ応えがあります。
(福田聖子)
- 店名
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トルコ料理KARSIYAKA(カルシャカ)
- 住所
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広島市中区大手町2―6―20
- 営業時間
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午前11時~午後2時30分、午後5時~10時30分(ラストオーダーはランチ2時、ディナー10時)
- 定休日
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月曜(月曜が祝日の場合、翌火曜)
- お問い合わせ
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082(247)2202
韓味家(ハンミガ) 大手町店
親直伝の牛骨スープ 家庭の味
韓国の家庭料理が味わえる店です。オーナーの朴云峰(パクウンボン)さんお薦めのランチメニューは、牛骨スープ「ソルロンタン」(880円、ライスと小鉢付き)。牛骨を10~15時間かけて煮込み、だしをとっています。
スープに牛肩ロース肉、春雨、ニンニク、ネギを入れ、注文を受けてから火にかけます。仕上げに、韓国から仕入れた塩とこしょうで味を調えたら完成。牛肉は軟らかく、スープを一口含むと、ニンニクの香りと牛のうま味が口いっぱいに広がります。「レシピは親からの直伝。本場の味を再現しつつ、家庭的な味わいも大切にしています」と、朴さんは話します。
夜のメニューでは、白ネギのキムチや豚バラ肉をレタスで巻いて食べる「サムギョップサルセット」(1650円)や、チーズや海鮮など3種類の「チヂミ」(各1045円)が人気です。
(近藤那美)
- 店名
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韓味家(ハンミガ) 大手町店
- 住所
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広島市中区大手町2―5―9
- 営業時間
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月―金は午前11時30分~午後2時(ラストオーダー1時30分)、午後6~11時(ラストオーダー10時30分) 土日祝日は午後6~11時(ラストオーダー10時30分)
- 定休日
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不定休
- お問い合わせ
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082(249)9138