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【アシタノカラダ第3回 栄養学】マグネシウムってなんだ?

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リンやカルシウムとともに、骨や歯を作るために必要なミネラルの一種です。大人の体に存在するマグネシウムのうち、約50〜60%は骨に、残りは筋肉や神経などに含まれています。マグネシウムは体内で300種類以上もの酵素の働きを助けて、代謝やエネルギー作りをサポート。他にも体温や血圧の調整、筋肉の収縮や弛緩の制御に関わるなど、体の機能を正常に保つために重要な役割を持っているのです。通常の食生活では摂りすぎになる心配は低く、健康な人の場合は余分なマグネシウムは老廃物として排出されます。ですが栄養機能食品や薬などを飲むことで摂取量が多くなると、下痢を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

こーんな食材に入ってる!(100gあたりのマグネシウム含有量)

乾燥アーモンド(290mg)

カシューナッツ(240mg)

落花生(170mg)

玄米(49mg)

木綿豆腐(57mg)

乾燥ひじき(640mg)

 

1日あたりの摂取推奨量は成人男性約340mg女性約230mgです。

摂取のポイント

カルシウムやリンなどのミネラル同士は互いに影響しながら吸収されます。栄養素が多いからといって一つの食品を一度にたくさん摂るのではなく、さまざまな食材を上手に組み合わせることが摂取のポイントです。

オススメのこんだて

●豆腐とわかめの味噌汁

●ひじきと豆腐の白和え

●鶏肉と野菜のカシューナッツ炒め

●ヒジキの五目入り煮 など

 

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020」、文部科学省「食品データベース」/監修:広島県栄養士会

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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