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旬のおいしさ 食卓に彩り/ぷちとりっぷ(広島市中区堺町周辺)

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旬の野菜やヘルシー弁当、手作りキムチなどで、食卓を彩りませんか。新鮮な野菜やとっておきの一品を前に、自然と家族の会話も弾みそうです。広島市中区堺町周辺の3店を紹介します。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

旬菜マルシェやました

飯南町産 野菜本来の味の濃さ

島根県飯南町産の新鮮野菜の販売店です。店主の山下謙一さんは同町出身。就職を機に地元を離れている中、空き家だった実家にIターンで移ってきた農家から野菜をもらい、そのおいしさに驚いたそうです。「広島の人にも食べてもらいたい」と移動販売から始め、今年6月に店を開きました。Iターンの農家たちから取れたての野菜を仕入れるため、週2、3回のペースで古里に足を運びます。

色とりどりの野菜が並ぶ店内

 

今の時季は、カブやキノコ、芋類などが並びます。「野菜本来の味の濃さは、寒暖差が大きい環境のおかげ」と山下さんは話します。町産のコシヒカリ「藤彦米」(1キロ450円~)もお薦め。農薬や化学肥料を基準以下に抑えたエコロジー米で、甘味が特徴です。冷めてもおいしく、弁当にもぴったりです。

日替わり弁当や総菜も人気。この日のハンバーグは15種類の野菜入り

 

新鮮な野菜を薦める山下夫妻

 

妻の由美さんが、野菜をたっぷり使って作る弁当や総菜も好評です。

(難波亮子)

店名
旬菜マルシェやました
住所
広島市中区猫屋町2-14
営業時間
午前10時~午後6時
定休日
不定休
お問い合わせ
090(2117)0831

クロワッサン マルシェ

週替わりのマクロビ弁当 人気

玄米菜食を中心とした食生活法マクロビオティック(マクロビ)のヘルシーな弁当を提供する自然食品の店です。昔ながらの製法で造ったみそやしょうゆ、無農薬や有機の野菜などが並び、ランチも食べられます。

季節の野菜を使った「マクロビ弁当」

 

人気は週替わりで提供されるマクロビ弁当(777円)。取材時は、優しさの中にパンチのある「大豆ミートの油淋鶏(ユーリンチー)」をメインに、ごまの風味豊かな「里芋のごまあえ」や「大根とリンゴのサラダ」など体が喜ぶ副菜が入っています。主食は酵素玄米。アズキと塩で炊いた玄米は、寝かせることで酵素が増え、消化がよいです。忙しい日には、温めるだけのレトルト食品を取り入れるのもお勧めです。

「豆乳クリームコロッケもお薦めです」とアピールする信濃さん

 

「旬な食べ物は体を元気にしてくれます。これからの季節は根菜の煮込みなどで体を温めて」と店長の信濃由佳さんはアドバイスします。

(下迫恵美)

店名
クロワッサン マルシェ
住所
広島市中区堺町1―3―4
営業時間
午前10時~午後7時(ランチは午前11時30分~午後2時)
定休日
日曜、祝日
お問い合わせ
082(234)8133

明月食品

自家製キムチ 甘くて深いこく

自家製キムチを中心に韓国食材を扱う店です。広島市南区に店を構えていましたが、広島駅前開発のため、2018年に現在の場所に移転しました。

白菜キムチ(左)と蒸し豚

 

うま味の強い韓国唐辛子を使った「白菜キムチ」(500グラム、650円)は、野菜の甘さやこくを感じる深い味わいです。半日塩漬けにしたハクサイを水洗いした後、しっかり水気を絞り、唐辛子とニンニクで作るヤンニョンで味付けしたら、すぐに店頭へ並べます。「漬けてすぐと、日がたって発酵してからの味わいの違いを楽しんでください」とオーナーの呉洋太さん。漬けたての味を好み、漬ける日を問い合わせてくるお客さんもいます。

「キムチも蒸し豚も、食べる直前に切るのがお勧めです」と話す呉さん

 

軟らかい「蒸し豚」(100グラム、356円)は、豚の三枚肉をにんにくしょうゆベースのたれで煮込んでいます。スライスして白菜キムチを巻いて食べるのがお勧めです。

(宮地佳代)

店名
明月食品
住所
広島市中区堺町2―4―15
営業時間
月―金曜は午前7時30分~午後6時、土曜は午前7時30分~午後4時
定休日
日曜、祝日
お問い合わせ
082(554)5434
この記事を書いた人

メディア中国編集部

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