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【住まいるナビ】今求められる賃貸アパート経営とは?

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トレンドを押さえて資産を生かす! 相続税対策で増加する「賃貸オーナー」

数年前の税制改正によって、相続税の課税対象となる人が増え、対策として賃貸経営を検討するケースが増えています。また、これまで賃貸オーナーとして経営を続けてきた人が、代替わりを前に物件の見直しを行うケースも多く見られます。

 

かつて賃貸アパートといえば、いわゆる「田の字型」間取りで、何より部屋数が重視される傾向がありました。しかし現在は「いかに快適に暮らせるか」がポイントに。家族で過ごせる広いLDKがあり、対面式キッチンや在宅ワーク用のカウンターなど、家族それぞれがLDKで快適に過ごせる工夫のある物件が人気です。築年数の古い物件でも、時代の変化に合わせて間取りや設備を見直すことで、入居率や収益率の向上につながるケースも少なくありません。

 

限りある予算の中でも導入しやすく、反響を期待できるのが人気設備の導入です。近年人気の設備といえば、シングル・ファミリー問わず、第1位は無料でインターネットの環境を提供する「無料Wi-Fi」。次いでコロナ禍の通販利用の高まりを受けて「宅配ボックス」も人気です(写真1)。

一方、手間とお金はかかりますが、長い目で見てメリットが大きいのがオーナー負担でのリフォームやリノベーションです。水回りの設備交換のように比較的簡単にできるもの(写真2)から、DK+洋室→LDK、和室→洋室、押し入れ→クローゼットなど、全体を大きく変更するフルリノベーションまで、内容はさまざまです。ただスケールメリットも出やすく、賃料の面でも、フルリノベーションで6万円から8万円まで上げて集客できた例もあります(写真3)。

さらに、リフォームのもう一つのメリットは、築27年を超え、減価償却の終わった物件でも、新たな償却資産として運用できること。「相続対象となる現金を減らしたい」というオーナー様からのご相談でリフォームを検討し始める場合もあります。

 

リフォームが不安な場合は、実際にリフォームした賃貸物件の見学などをオススメします。どのくらいのリフォームがいくらくらいでできるのか、収益はどう変わったのか、具体的な話を聞いて、納得できれば検討もしやすくなるはずです。

 

賃貸経営の進め方や方針は、人によってさまざま。だからこそ、大切なのは、それぞれの状況を理解して、オーナー様ご自身の思いに沿った提案をしてくれる会社や担当者に出会うこと。「父親が亡くなって急きょ賃貸アパートを相続した」と慌ててご相談に来られる方もおられます。築年数を重ねた賃貸物件が増えている今は、賃貸アパート経営を見直すいい機会なのかもしれませんね。

お話を伺ったのは…

積水ハウス不動産 中国四国株式会社
広島西賃貸営業所 所長
小河 智貴さん

積水ハウス不動産グループのメリットや、「一括借上システム」を生かしながら、お客様の資産の最大化を図るべく、ご提案を続けています

 

〈お問合せはこちら〉
積水ハウス不動産 中国四国株式会社 広島西賃貸営業所
082-208-1091
https://www.sekisuihouse-f-chugokushikoku.co.jp/business/management/

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アシタノ編集部

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