春仕様に部屋をアレンジ／ぷちとりっぷ（広島市中区白島九軒町周辺）

北欧ブランドを中心に取り扱う家具インテリア店です。ショールームにはシンプルで飽きのこない、北欧ならではの家具や照明、雑貨などが並びます。代表取締役の山田俊久さんは「機能性とデザインが両立しているのが北欧家具の魅力。耐久性も高いですよ」と説明します。

明るい差し色のインテリアを置くと、部屋を春らしい雰囲気にできます。お薦めはランプやスタンドなどでパーツがカラフルなもの。例えば、デンマークの照明ブランド「ルイスポールセン」のランプ「ＡＪテーブル」（１３万４２００円）を置けば、周囲が明るくなります。

香りも部屋を演出するインテリアの一つです。人気なのはイタリアのルームフレグランスブランド「ドットール・ヴラニエス」。中でも、スパイシーなバジルが香るディフューザー「アクア」（２５０ミリリットル８８００円～）は春夏にぴったりです。

（吉本真人）

植物の成長の要となる土づくりに力を入れる園芸店です。店頭には店主で土職人の登島啓右さんが開発した、培養土や活力液を使って生き生きと育った季節の花苗が並びます。

春の花として人気の高い「ラナンキュラス　ラックス」（１９８０円）はシルクのようにつややかで、光に当てると輝いて見えるのが特徴です。淡いピンクや黄、赤など濃淡のある表情豊かな花びらが暮らしに彩りを添えてくれます。「ガーデニングはもちろん、切り花としても楽しめます」と登島さんは話します。リビングや玄関に飾ると空間が華やかな印象になります。

紫や赤、ピンクなどの小花が咲く春らしい色合いの「ルピナス」（５９８円）もお薦めです。フジを逆さにしたように咲き上がっていく様子から「ノボリフジ」とも呼ばれ、日の当たる場所で育てるのに向いています。

（近藤那美）

部屋のコーディネートを手掛けるシンテックコーポレーション（広島市東区）が展開するオーダーカーテン専門店です。ショールームには国内外の生地千点以上がずらり。「カーテンは部屋の中で視界の６、７割を占めるインテリア。生地や色の組み合わせで印象ががらりと変わります」と代表取締役社長の新宅景子さんはほほ笑みます。

これからの季節は、レースカーテンを手前に置く「フロントレース」がお薦めです。例えば、サンゲツ（名古屋市）のレース「オパールプリントリーブス」（縦１．２メートル×横２メートル１万４９００円～）を付けると、リーフ柄が厚手のカーテンに浮かび上がり、おしゃれ空間に。レースの素材感が部屋を軽快にしてくれます。レースは柄の主張が強過ぎないので、春らしい花柄やかわいい果物柄も使いやすいです。自分好みの組み合わせで部屋を彩って。

（吉本真人）