【HIROSHIMAおしごと図鑑】輝くワーキングママインタビュー　美容師 編

有限会社 ファムパートナーズ
hana.井口店／美容師
原川 恵 さん

「美容師になりたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、専門学校へ入学。美容師資格を取得し、とある美容室へ就職しました。それから結婚、出産を経て15年勤めたのですが、3人の子育てをする上で仕事との両立がなかなか難しい面が出てきました。特に日曜は休みが取りづらいこともあって、子どもたちの習い事に付き添ってあげるのが難しかったり…。子どもに辛い思いをさせているのではないかと思い、子どもとの時間をきちんと取りたいと転職を考えました。そこで、ファムパートナーの求人を見つけたのです。

美容室としては珍しく、日曜・祝日がお休みで営業時間が9時～17時と短めで、子育て中のママが多く活躍。さらに自宅からも近かったのが転職の決め手でした。在籍する井口店のスタッフは現在私を含む2名。お互いが子育て中ということもあって、家庭のことを優先しつつシフトが決められる点はとてもありがいです。2人だけでシフトが上手く決まらなかった場合には、本部からヘルプに入ってもらうこともあります。井口店に勤めて約6年、会社の協力もあって、大好きな美容師の仕事を続けてこられています。

美容師のやりがいはやはり、お客様から直接「ありがとう」と笑顔で言ってもらえること。技術やアイデアを生かして、お客様の満足のいくヘアスタイルができたときの達成感や満足感は大きいです。また、お客様が私と同じような子育て中ママや先輩ママだったりするので、仲が良い方とは悩みを聞いてもらったり、時には愚痴を聞いていただくこともあります。

時間に追われることもありますが、家族が家事を協力してくれるようになりました。子どもたちは当番を決めて、洗濯物を取り込んだり畳んだり、お風呂の掃除をしてくれます。夫は夕食後の皿洗いを率先してやってくれています。家事の時間にゆとりができるお陰で、夕食後は学校での出来事やお友達の話を聞き、家族でゆったりとした時間を過ごすことができています。最近娘が「将来は美容師になりたい」と言ってくれたのが、母としてとてもうれしかったです。

この業界はヘアスタイルの流行など常に変化があるので、技術の習得に終わりはありません。お客様に喜んでいただけることを励みに、美容師としてこれからも向上心を忘れずがんばっていきたいですね。