食欲刺激 エスニック料理/ぷちとりっぷ(広島市中心部) | アシタノ メインコンテンツにスキップする

食欲刺激 エスニック料理/ぷちとりっぷ(広島市中心部)

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スパイスの利いた辛さ、爽やかな酸味など、複雑な味わいが癖になるエスニック料理。暑い季節に食欲をそそる、タイとベトナム料理の店を、広島市中心部で巡りました。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

Thai kitchen jai dee(タイキッチン ジャイディー)

もちもち麺やエビ 食感楽しく

1月にオープンしたタイ料理店です。「現地の調味料や食材を使いながら、日本人の食べやすい味に仕上げています」と、店主の近藤雅之さんは話します。

「タイの海老焼きそば」。ココナツシュガー入りでほんのり甘い

 

ランチのお薦めは「タイの海老(えび)焼きそば」(千円)です。もちもちした麺は、センレックという平打ちの米粉麺。味付けのベースは甘酸っぱいタマリンドです。むきエビや干しエビ、もやし、ナッツなどが入り、いろいろな食感を楽しめます。

「タイのビールやワインと一緒に料理を楽しんで」と話す近藤さん

 

「イカのサムロットソース炒め」(手前)と「ソフトシェルクラブのふわふわ卵カレー炒め」

 

夜メニューでは「ソフトシェルクラブのふわふわ卵カレー炒め」(1600円)が一推し。香ばしく揚げた脱皮直後のカニは、殻ごと食べられます。卵にはカレー粉のほか、エビや肉のだしが入っています。「イカのサムロットソース炒め」(千円)は、揚げたイカに絡むソースが決め手。甘酸っぱさ、辛さが一体となり、お酒やタイ米のライスによく合います。

(難波亮子)

店名
Thai kitchen jai dee(タイキッチン ジャイディー)
住所
広島市中区本通2―21―4階
営業時間
午前11時~午後2時、午後5~10時(ラストオーダー9時)
定休日
火曜(不定休あり)
お問い合わせ
082(258)2894

ベトナム料理 アオババ広島店

フォー6種から選べるランチ

ベトナムの食堂をイメージした店内は、現地に迷い込んだよう。本場の料理が味わえます。

左から時計回りに「牛肉3種類盛りフォー」、サラダ、緑豆のチェーのランチセット

 

フードメニューは80種類以上と充実しています。お薦めは、6種類からお好みのフォーを選べるランチセット。人気なのは、ゆでたすね肉と煮込んだすじ肉、半生の肉が入った「牛肉3種類盛りフォー」(990円)です。「3種類盛りの中でも、半生の牛肉が香りも食感も特に良いですよ」と店長のグェン・バ・キエンさん。スープは牛骨と豚肉、鶏肉、野菜に、ベトナムから取り寄せた八角やナツメグ、シナモンなどの香辛料を加えて一晩煮込んで作ります。セットにはサラダとベトナムのスイーツである緑豆のチェーが付きます(または煮豚ご飯)。

「料理を通じてベトナムの文化も知ってほしいです」とキエンさん

 

ベトナムの「テト(旧正月)」や「女性の日」には、くじ引きやアイスクリームプレゼントなどのイベントを開催しています。

(福田聖子)

店名
ベトナム料理 アオババ広島店
住所
広島市中区中町4―14
営業時間
月―金は午前11時30分(祝日の場合は午前11時)~午後3時、午後5時30分~10時30分。土曜は午前11時~午後10時30分。日曜は午前11時~午後9時30分
定休日
年末年始
お問い合わせ
082(236)9778

バインミーHIRO-MY(ヒロミー)

具は自家製 本場の味をサンド

ベトナムのサンドイッチ「バインミー」やココナツミルク風味のおこわ、米粉麺と牛肉の料理「ブンボーフエ」が食べられます。

「スペシャルバインミー」(手前)と「STING」。バインミーのパクチーは抜くこともできる

 

一番人気は「スペシャルバインミー」(800円)です。レバーペーストを塗ったフランスパンに、チャーシューや豚耳、ハム、鶏肉、紅白なます、パクチーなどをサンド。なますの酸味とパクチーの香り、八角の利いた香辛料が口の中で一つになり、奥深くも、さっぱりとした味わいです。「具材はすべて自家製です。本場の味だと喜ばれています」とオーナーのグエン・ズイ・ホゥンさん。メニューには現地で人気の炭酸飲料「STING(スティング)」(480円)も。ベトナム人はバインミーと一緒によく注文するそうです。

ホゥンさん(右)と、一緒に店を切り盛りする妻のファム・ティ・イェンさん

 

ホゥンさんが内装を施した店内は、ベトナムから取り寄せた壁材や照明で飾られ、異国情緒たっぷりです。

(宮地佳代)

店名
バインミーHIRO-MY(ヒロミー)
住所
広島市中区三川町4―19―2階
営業時間
午前11時~午後9時
定休日
月曜
お問い合わせ
082(534)5250
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メディア中国編集部

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