遊んで、学んで、味わって! 今こそ行きたい北海道旅 白老&登別 | アシタノ メインコンテンツにスキップする

遊んで、学んで、味わって! 今こそ行きたい北海道旅 白老&登別

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白老(しらおい)|アイヌ文化を見て、触れて、考える。 体験型ミュージアム“ウポポイ”

日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族である「アイヌ」。アイヌ文化をモチーフにしたマンガが人気の今、北海道観光の新たな目的地として注目されているのが、北海道南西部にある、ポロト湖畔に広がるウポポイ(民族共生象徴空間)です。ウポポイには、国立博物館やアイヌの文化を体験できる施設が点在。長い歴史の中で培われてきたアイヌ文化をさまざまな角度から学び、楽しみながら考えることができる空間となっています。

アイヌ民族の働き方って?

アイヌ民族が携わってきた、狩猟・漁撈(ぎょろう)・農耕・採集といった働き方を知る展示。仕事道具や作品などを通じて、現代のアイヌ民族の仕事を伝えている。

精神文化の世界を知る

アイヌ文化の中で重要な位置を占める精神文化を、映像や道具展示で説明。写真は熊の霊送りの儀式で使われる、高さ約6mの木の杭。

臨場感ある伝統芸能上演

歌や踊り、楽器演奏などを通してアイヌの世界観・自然観を体感。1日4〜5公演でプログラムが毎回異なるため、リピーターも多い。
提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

園内の表示はアイヌ語!

展示の解説文をはじめ、施設名や「トイレ」「禁煙」などの表示までもがアイヌ語表記。発音の方法を予想するのも楽しい。

伝統的家屋「チセ」が 並ぶ「コタン(村)」を再現

アイヌの伝統的な生活空間が再現されたエリア。自由に見学できるだけでなく、気になることがあれば現地にいるスタッフが答えてくれる。園内では、オオウバユリがモチーフのウポポイPRキャラクター「トゥレッポん」に出会えるチャンスも!?

いきいきと伝わるアイヌ文化や考え方を肌で感じる、新しい形のミュージアム

新千歳空港から南に向かって車で約40分。ウポポイがある白老町には、昔からアイヌ民族の集落がありました。国の貴重な文化でありながら、存続の危機にあったアイヌ文化の復興・発展のため、2020年にウポポイが誕生したのです。

 

「歴史や文化を学ぶ施設って、なんだか難しそう」。ウポポイに用意された体験型プログラムなら、そんな心配もいりません。約3万年前から現在まで続くアイヌの暮らしを、展示や実演、さらにはスタッフとの交流から、大人も子どもも楽しく学ぶことができます。博物館の常設展示では、「私たち」というアイヌ民族の視点で、ことば・文化・歴史について紹介。映像や音声による展示も多く、これまで教科書やマンガでアイヌ文化を知った人にも新鮮な発見が。ほかにも、アイヌに伝わる刺繍や木彫を体験できる工房や、アイヌ語によるビンゴゲーム、アイヌ料理を味わえる飲食店など、五感を使った実体験としてアイヌを知れるのが、ウポポイの魅力です。

気軽に質問できる 「伝統的コタン」

園内には、アイヌの暮らしを実演・体験できるプログラムがたくさん。スタッフに声をかけると彼らの考え方や想いを、会話の中からリアルに感じることができる。

狩猟や料理、工芸など 生活技術を体験!

名称
ウポポイ(民族共生象徴空間)
住所
白老郡白老町若草町2丁目3
営業時間
(8月28日まで)9:00〜20:00、(8月29日〜10月31日)平日9:00〜18:00、土日祝日9:00〜20:00
定休日
月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
※11月以降の開演時間や料金については施設のHPをご確認ください。

ウポポイに来たなら 白老グルメも外せないっ!

8種の海鮮丼 中1,280円、大1,680円

スーパーの一角にある、北海道の海鮮を味わうフードコート。有名観光地の海鮮丼よりかなり安く、地元民が「味も間違いない!」と太鼓判を押す穴場店です。

名称
スーパーくまがい「元気ひろば」
住所
白老郡白老町本町1-9-41
TEL
0144-82-3939
定休日
なし
営業時間
フードコート11:00~15:00
白老牛ファームレストランセット 2,420円

ハンバーグ・牛めし・ステーキ・ライス・牛汁付き

名物・白老牛をステーキやハンバーグで堪能できる、牧場直営レストラン。白老牛は味が強くしっかりしており、記憶に残る味とサービスで白老での思い出を彩ります。

名称
ファームレストラン ウエムラ・ビヨンド
住所
白老郡白老町字社台289-8
TEL
0144-84-3386
定休日
年末年始
営業時間
11:00〜20:00(L.O. 19:30)

ウポポイ周辺での宿泊は絶景の温泉宿をCheck♪

ウポポイの隣に建つ、全室からポロト湖を望める湯宿。アイヌ建築から着想を得たとんがり屋根の湯小屋「モール温泉」に浸ると、まるで湖に浮かんでいるような一体感を楽しめます。アイヌの魔除け作り体験や北海道の海の幸を使った料理で、ぜいたくなひとときを。

名称
界 ポロト
住所
白老郡白老町若草町1-1018-94
TEL予約
0570-073-011(9:30〜18:00)
宿泊
大人1泊2食付31,000円/名〜

登別|定番から穴場まで!登別温泉TRIP

北海道の歴史とともに人々を癒してきた 日本有数の温泉地

白老町の西方面にある登別温泉は、1つの温泉地から多彩な泉質が湧出する珍しい場所。街のいたるところから源泉が沸き、その多くは約1万年前の火山活動によって生じました。いくつもの湧出口から視界を遮るほどの湯煙が立ち上っている様子を見つけた人が「まるで鬼の棲む地獄のように恐ろしい」と語ったことから「地獄谷」と名付けられ、温泉街では鬼にちなんださまざまな石像や体験施設が観光客を楽しませます。大湯沼川では、湯温約42度の天然温泉が流れる川で無料足湯のリラックスタイムを。滝の音を聴きながらのぜいたくなひとときが、旅の疲れを癒します。

SHOPPING|登別の自然の恵みをおみやげに

ソフトクリームやチーズなど、北の恵みを満喫!とろっと濃厚な「のぼりべつ牛乳」や「のむフロマージュ」は新鮮なうちに味わって!地方配送も可能。

名称
のぼりべつ酪農館
住所
登別市札内町73番地3
定休日
年中無休
TEL
0143-85-3184
営業時間
10:00~16:00

地ビールプラント併設の土産店。「鬼伝説」は登別のおいしい水を使った麦芽100%の生ビール。ビールビギナーでもスッキリ飲みやすい!

名称
わかさいも本舗 登別東店
住所
登別市中登別町96-6
定休日
年中無休
TEL
0143-83-3110
営業時間
菓子売場 9:00〜18:00

GOURMET|迷ったらコレ!登別閻魔(えんま)やきそば

北海道産小麦の平麺×ゴマ風味の特製ソース×地場産食材を使った登別のご当地グルメ。ここでは新鮮な魚介とピリ辛アレンジで楽しんで!

名称
温泉市場
住所
登別市登別温泉町50
TEL
0143-84-2560
定休日
不定休
営業時間
11:15〜21:00

ENJOY|迫力満点&かわいいクマがお出迎え!

登別といえばクマ牧場!温泉街からロープウェイで約7分、標高550mの見晴らしのいい山頂で、約70頭の個性豊かなエゾヒグマが食べたり遊んだり、のびのび過ごしています。注目は、冬に生まれた子熊たちの愛らしさ!エサやり体験では、ごはんをおねだりする姿も♡

名称
のぼりべつクマ牧場
住所
登別市登別温泉町224
TEL
0143-84-2225
営業時間
9:00~16:30(最終入園15:50)
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アシタノ編集部

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