【片付けの小部屋】いらないモノに真実がある
お片付けでは、モノをいる・いらないで分けていきます。いらないモノを捨てたりリサイクルしたりすると、家の中のモノがすっきりします。ただ、ここで終わらせないで!いらないとしたモノに目を向け、いらない理由、使わなくなった理由を考えてみてください。
例えば、洋服を買うときには、かわいい!絶対にほしい!と思っているはずですよね。それなのにいらなくなったのはなぜか。「モヘアのセーターは毛が舞うので嫌」とか「アイロンが必要な服は面倒」など何らかの理由があるはずです。それが、あなたのモノを選ぶ基準です。これに気づいたら、「私はモヘアのセーターは着ない」と手帳など目に触れる場所にメモしておくと、同じ失敗を繰り返さずに済みます。
とはいえ、衝動的に「この洋服がほしい!」と思うことだってあります。私の場合は、いったんその場を離れて頭を冷やします。そして「本当にほしい?」「なくても過ごせるんじゃない?」と自問自答して、それでも気になるなら購入するようにしています。
持ちモノの数は、なるべく1アイテム1個。フライパンは1個、お玉は1個のように。靴下や下着など日々使うものは「替えが必要になるので最低3枚あれば間に合う」など適正量を考えます。ハンカチがなければ、子どものものを借ります。そのために、子どものハンカチもシンプルなデザインを選び、共有できるように。日頃使っているモノの数を絞れるだけ絞ってみる、実験のような感覚でチャレンジしてみましょう。
adviser:伊藤オリエさん
片付け整理収納アドバイザー・ライフスタイリスト。
片付けのキーワードは、片付けの先にある理想の暮らし、暮らしの満足度が上がれば人生の満足度も上がる。
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