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【HIROSHIMAおしごと図鑑】スポーツチームスタッフ編

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株式会社サンフレッチェ広島
レジーナ事業部 副部長 マーケティング担当
石川 浅香さん

自身のライフスタイルの変化を受け入れ、楽しみ、
サッカーを通じた女性の活躍社会発信へ

グッズ担当から、女子チーム認知拡大に取り組む

大学卒業後、広島市スポーツ協会に就職。その後、テレビ局のスポーツ中継のスタッフとして働く中、サンフレッチェの現職員が産休に入るということで声をかけてもらいました。入社の決め手は学生時代にサッカーをしていたので興味があったからです。はじめはパート社員として入社し、応援グッズに関連する業務を担当しました。具体的には商品の企画・開発、発注や在庫管理や売店の管理などです。その後、正社員に登用され、主任、課長を経て、会社の組織変更を機に、商品企画販売部の部長に就任しました。

 

グッズ関連業務は売上という数値により成果が分かりやすく、スタジアムの売店でグッズ購入者の喜ぶ顔を直接見ることができるのもやりがいの一つ。自分より前に管理職の女性従業員はいなかったのですが、会社が自分に期待してくれていることに素直に応えたいという気持ちで仕事に邁進してきました。

 

入社から15年以上グッズを担当していましたが、2020年の女子チーム新設を機に「レジーナ」の業務に携わるようになりました。昨年の5月に育休から復帰し、現在はレジーナの集客や認知拡大などの業務を担っています。

周りの協力に感謝、私生活は子どもに全力投球

30代は仕事にのめりこみ、仕事中心でしたが充実していました。しかし42歳になった時、いい意味で肩の力が抜け、心に余裕が生まれました。職場のチームの関係性がとてもよかったのかもしれません。折にふれて業務の相談や個人的な悩みなどを聞いてくれ、応援してくれた上司や仲間がいてくれたお陰ですね。そして自身の将来、ライフプランを考える延長線で結婚を意識するようになり、縁があって今の夫と出会い、子どもを授かることもできました。育休を経て、半年ほど前から時短勤務で復帰し、働いています。

 

出産・子育てにより休みや時短勤務をする従業員の様子を見ていたので、頭では大変さを理解していたつもりでした。しかし実際に自分が経験すると「お母さんは本当にすごい」と改めて実感。30代の時ほど体力がないことを自覚し、夫と協力し助けてほしい時は正直に口に出すようにしています。家では子どもがいるとパソコンを開いても一向に仕事は進まないので、仕事のことは忘れて子どもに全力投球です。最近は子どもの写真がたくさん溜まってきたので、時間がとれるようになったらアルバムを作りたいですね。

 

自分の将来、どういう歩み方ができるか。好きな仕事ができることを感謝して楽しみを見つけながら歩んでいきたいと思います。

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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