食事におやつ パンがいい/ぷちとりっぷ(広島市南区段原周辺) | アシタノ メインコンテンツにスキップする

食事におやつ パンがいい/ぷちとりっぷ(広島市南区段原周辺)

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スイーツのようなクロワッサン、イタリアンシェフが作るサンドイッチ、米粉を使うパン―。広島市南区の段原エリアで、食事におやつに食べたくなる、いろいろなパンを見つけました。

 

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

BOULANGER SHIGEMI(ブーランジェ シゲミ)

無添加 食感や食べやすさ追求

夫婦で営む無添加のパン店です。オーナーの重見倫好(しげみともよし)さんはパン職人歴35年。店名はフランス語で「パン職人重見」を表します。

「パンは合わせる食材によって形を変えて、食べやすくしています」と話す重見さん

 

「ピスターシュ」(399円)は、香りのよいピスタチオのカスタードクリームと甘酸っぱいフランボワーズジャムを挟んだクロワッサンです。クロワッサンはバターをたっぷり使ったリッチな味わい。2度焼きすることで、パイ生地のようなサクサク感を出しています。「明太フランス」(270円)には、軽い食感のソフトフランスパンを使用。外はカリッと中はもちっとしています。めんたいことバターの風味、塩気が後を引くおいしさです。ボリュームのある「ハーブウィンナーとアスパラフランス」(324円)は、食べる時にちぎりやすいよう切れ目をたくさん入れています。

「明太フランス」(左)、「ピスターシュ」(中)、「ハーブウィンナーとアスパラフランス」

 

人気のパン2種。「カリカリカレーパン」(259円、奥)と「ラムレーズンフロマージュ」(270円)

 

店ではパンのほか、ケーキやシュークリームなど、洋菓子も販売しています。

(宮地佳代)

店名
BOULANGER SHIGEMI(ブーランジェ シゲミ)
住所
広島市南区段原1―7―15
営業時間
午前9時30分~午後5時
定休日
日、月曜
お問い合わせ
082(236)9536

Force(フォース)

サンドイッチ 味はイタリアン

昼はパン店、夜は予約制のイタリアンレストランです。オーナーシェフの沖克哉さんがパンと料理に腕を振るいます。「素材本来の力を大切にしています」と沖さんは話します。パンには北海道産小麦粉「はるゆたか」を中心に使用。約70種類が正午ごろ店頭に出そろいます。

サンドイッチ「鮮魚のフリット 自家製タルタルソース」(奥)と、シェフ特製ピザ「エビ・アボカド・リコッタチーズ」(370円)

 

パンが並ぶ店内。レストラン営業時は陳列棚がカウンター席に変わる

 

料理と同じ上質な食材を挟んだ、具だくさんのサンドイッチが評判です。「鮮魚のフリット 自家製タルタルソース」(380円)は、キュウリや赤タマネギのマリネを入れたタルタルソースが味の決め手です。取材日の魚は島根県沖で取れたカサゴでした。サンドイッチに使う食パンは、小麦粉と熱湯を練って一晩寝かせた「湯種(ゆだね)」を生地に混ぜ込んでいて、耳までもちもちです。食材の組み合わせが絶妙な「シェフ特製ピザ」も人気。生地は弾力があり、かむほどにうまみを感じます。

(難波亮子)

店名
Force(フォース)
住所
広島市南区段原南2―8―15
営業時間
午前10時~午後10時(午後6時に予約制のイタリアンレストラン開店、パンの販売はなくなり次第終了)
定休日
木、第3日曜
お問い合わせ
082(261)1244

ベーカリーピース

米粉のクリームパン もちもち

米粉パンを作っています。生地は三次市布野町産の特別栽培米の米粉に、小麦グルテンを混ぜています。しっとりもちもちした食感が特徴で、店内には総菜パンや菓子パンなど約50種類が並びます。

「クリームパン」(手前左)、「桜餅あんぱん」(同右)、ヘビをイメージした子どもに人気の「ニョロニョロ」(140円)

 

一番人気は「クリームパン」(162円)です。中のカスタードクリームは米粉を使った自家製です。一口食べるとやさしい甘さが広がり、軽い口当たりで何個でも食べたくなるおいしさです。季節限定の「桜餅あんぱん」(216円)は、桜餅と北海道産小豆の粒あんが入っています。すっきりとした甘さのあんと桜の香りがマッチし、春らしさを感じる一品です。

「米粉パンはお客さまに好評。ぜひ食べてみてください」と大江さん

 

要予約で小麦不使用の「米粉100%食パン」(540円)を販売しています。「今後はグルテンフリーに力をいれ、商品の割合を増やしていきたい」と、代表の大江元総(もとふさ)さんは思いを込めます。

(近藤那美)

店名
ベーカリーピース
住所
広島市南区段原4―15―5
営業時間
午前9時~午後6時
定休日
木、日曜、祝日
お問い合わせ
082(261)1340
この記事を書いた人

メディア中国編集部

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