個性あふれる麺を楽しむ/ぷちとりっぷ(広島市安佐南区祇園周辺)
広島市安佐南区祇園周辺には、ラーメンや油そば、ザージャン麺といった麺料理を掲げる店が集っています。個性あふれる味に浸りながら「麺ざんまい」を楽しみましょう。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります
ラーメン十五屋(じゅうごや)
丼覆うチャーシューと青ネギ
しょうゆ豚骨をベースにしたラーメンを提供しています。以前は鉄板料理店を営んでいた店主の里田一誠さん。「高校時代から通っていたラーメン店の店主から作り方を教わり、開店しました」
低温調理された20枚以上のチャーシューとたっぷりの青ネギが丼を覆う「元祖花びらチャーシューメン」(1290円)が名物です。チャーシューをかき分け食べ進めると、キクラゲ、もやし、麺が登場。ゼラチンが豊富な豚の頭骨などから取った濃厚なスープとよく合います。「タマネギやニンジン、セロリといった香味野菜や、アゴ(トビウオ)やカツオからもだしを取り、風味を出しています」と里田さんは説明します。
ベースのラーメンに有機バターをのせた「塩バターラーメン」(850円)もお薦めです。次第にバターが溶けていき、その時々で異なる塩味やまろやかさが楽しめます。
(吉本真人)
- 店名
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ラーメン十五屋(じゅうごや)
- 住所
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広島市安佐南区祇園3―7―23
- 営業時間
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午前11時~午後9時(ラストオーダー8時45分) ※スープがなくなり次第終了
- 定休日
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水曜
- お問い合わせ
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082(962)6755
油そば専門店 みや寺(じ) 祇園店
香味だれ絡めて「癖になる味」
専用の中太縮れ麺をしょうゆベースの特製香味だれに絡めて食べる「油そば」(800円)が人気の店です。
基本のトッピングはチャーシュー2枚、白ネギ、メンマ、ごま、刻みのり。1時間半煮込んだ自家製チャーシューは箸で軽く切れるほど軟らかく、あっさりした味わいです。お薦めの食べ方は、麺が熱いうちに卓上のまろやかな特製酢と、ごまの風味豊かなラー油を回し掛けます。「20回以上しっかり、むらなく混ぜると、たれが全体になじんで癖になる味になります」と店長の𠮷田知人さん。コレステロールゼロでオレイン酸の入った植物性の油を使っているので、健康が気になる人にもぴったりの一品です。
「特濃つけ麺」(890円)もお薦め。とろみのあるつけ汁は魚介のうまみを生かしただしを使用。もちもち食感の太めの麺とよく合います。
(福田聖子)
- 店名
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油そば専門店 みや寺(じ) 祇園店
- 住所
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広島市安佐南区祇園6―10―26
- 営業時間
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月―金曜は午前11時~午後3時、午後5~10時(ラストオーダー9時45分)、土日祝は午前11時~午後9時(ラストオーダー8時45分)
- 定休日
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年末年始
- お問い合わせ
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082(871)2383
ザージャン麺 山椒(さんしょう)屋
しびれる辛みと奥深いうまみ
中国の四川省で親しまれている麺料理「ザージャン麺」が中心の店です。看板メニューの「ザージャン麺」(750円)はゆでた生麺に豆板醬(トウバンジャン)などで炒めた肉みそと野菜を盛り、山椒やラー油などをかけて提供します。しびれるような辛みの中に、奥深いうまみが広がります。
麺は細めでこしのある角麺。具材の味を絡ませるため、粘りが出る程度にゆでます。肉みそは豚のひき肉に八角(はっかく)や桂皮(けいひ)、香葉(こうよう)など7種の香辛料を加えて炒め、うまみと香りを引き出します。
ゆでた小松菜など旬の野菜と青ネギを盛り、山椒の粉と油、ラー油で仕上げます。山椒は赤山椒や青山椒などをブレンド。ラー油は唐辛子など13種の香辛料で仕上げた自家製です。
トッピングは「温泉玉子」(100円)がお薦めです。まろやかなうまみが加わることで、こくが深まります。
(津田慎介)
- 店名
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ザージャン麺 山椒(さんしょう)屋
- 住所
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広島市安佐南区西原1―1―4
- 営業時間
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午前11時~午後2時半、午後5~9時。日、月曜は午後2時半まで
- 定休日
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不定休
- お問い合わせ
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082(205)7259