【片付けの小部屋】タオルの文字情報気づいてる?
「ペットのかわいい写真が撮れたけど、背景はしっかり生活感…。片付けているのにどうして?」というご相談がありました。
生活感の原因として考えられるモノで、意外と気づかないのがお部屋の「文字情報」。冷蔵庫の扉にゴミ出しのスケジュール、壁に学校からのお手紙など。さらに目を凝らすと、カレンダーやタオルに企業名、商品パッケージの商品名や説明文などが見えてきませんか。気がつき始めると、恐ろしいほど見えてきます。これらをなくす、見えにくい場所に移す、パッケージも品質に影響ないモノは取る、詰め替えると、文字情報が減り生活感も減ってきます。
モノが多くてもすっきりして見えるおうちはありますよね。何が違うかというと、統一感。モノを出しっ放しでも、色やテイスト、素材がそろっていると素敵に見えます。ファッションと同じように、使う色を3色以内にするとまとまりやすくなります。我が家は、黒、白、シルバー。そんな中に、黄色のスポンジ、緑色の洗剤ボトルがあったら目立ちます。色の断捨離で統一感が生まれ、すっきりと見えてくるはずです。
最後に、収納用具を増やすことも要注意。モノがしまえてすっきりするかもしれませんが、収納用具が増えたことを忘れないで。「モノが増えたから収納を増やした」、その行動自体が「生活感」の象徴です。
adviser:伊藤オリエさん
片付け整理収納アドバイザー・ライフスタイリスト。
片付けのキーワードは、片付けの先にある理想の暮らし、暮らしの満足度が上がれば人生の満足度も上がる。
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