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【ものづくり現場リポート】vol.5 チチヤス株式会社のチチヤスヨーグルトができるまで

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日本で初めてヨーグルトを販売したのは、実は広島に本社を構えるチチヤス!創業はなんと137年前の1886年、ヨーグルトが初めて販売されたのは106年も前のことでした。広島では、小学校給食の牛乳やさまざまなフレーバーのヨーグルトが販売されるなど、お馴染みのチチヤス製品。チチヤスヨーグルトが持つ歴史や秘密について、お話を伺いました。

01. 100年以上の歴史を誇る人々の健康と幸せを願うヨーグルト

創業当時(1886年〜)は、現在の広島市中区広瀬町に自社牧場を持ち、牛乳を販売。長い研究期間を経て、1917年、日本初の国産ヨーグルトを発売しました。国民の健康を願う企業精神から、“医食同源”の思いで研究を重ねたヨーグルト。ガラス瓶に入った第一号製品は、19銭で販売される高級品だったそうです(当時、米1升が50銭前後)。

02. 衛生管理はもちろん、「おいしさ」の品質維持も全力で!

現在のチチヤスには、広島県内に契約農家があります。契約農家には定期的にチチヤス社員が訪れ、情報交換をしながら協力しておいしい牛乳・乳製品を作っています。消費者の元へ食品をお届けするには、衛生面にも万全の配慮が必要。チチヤスでは製造工程の各段階で、多岐にわたる中間検査を実施し、品質には万全を期しています。また、数値では読めない「おいしさ」という品質を守るために、官能訓練制度により選抜された風味感度の高い社員が「官能評価」をしているそう!

03. 実は大発明!? ヨーグルト容器のカタチの秘密

チチヤスのヨーグルトは、容器の上部がすぼんだ台形のような形をしており、底はへこんでいます。台形の容器は、中身が浮かず、ヨーグルトが分離しにくい構造。底のへこみは、ヨーグルトを発酵させるために最も効率のよい容器として、チチヤスでの研究を深めた結果だそう。この容器は、西日本エリアで販売されている製品のみに使用されています。
※東日本ではシートタイプの容器で販売

04. チチヤス工場見学が復活! 楽しくヨーグルトについて学ぼう

2017年より休止していた、チチヤスの工場見学が復活!自分だけのオリジナルヨーグルトを作れるプログラムなど、ヨーグルト好きには必見です。

 

見学時間/10:00~(所要時間約120分)
定員/1名様〜最大8名様まで/回
料金/1,500円
※手作りヨーグルト、オリジナルパッケージ作成料・送料込
対象年齢/小学生から
※小学生1名につき大人1名以上の付き添いが必要です
見学実施日や見学内容などの詳細は予約サイトのカレンダーをご確認ください。

チチヤス工場見学の予約・詳細はこちらから↓
https://www.chichiyasu.com/factory

Interviewer memo

小さな頃から親しんでいるチチヤスのヨーグルトに、こんなに長い歴史があったなんて…と、歴史を深掘りする度に驚きの連続でした。チチヤスといえば、かわいいキャラクター「チー坊」も大人気!実はこのチー坊のデザインも、長い歴史の中でたびたび進化をしているそう。気になる方はチチヤスHPをチェック!

この記事を書いた人

アシタノ編集部

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