【HIROSHIMAおしごと図鑑】テレビ局編
仕事には全力、その分子どもにも向き合いたい。
「大変だったね」の共有がチームの絆を深める!
株式会社 中国放送
テレビ局 業務部
松岡 しほりさん
企画が成功し、喜んでもらえたら最高!
新卒で入社した中国放送(RCC)。地元の広島で働きたいという思いから、“どっぷり広島感”のあるRCCに興味を持ちました。
最初の所属はテレビワイド番組(現「イマナマ!」)で、ディレクターをしていました。1年目は何が分からないのかが分からない状況で、焦りと恐怖を感じつつ、ガッツだけで先輩の後を追う日々。4年目に、ジョブローテーションで編成制作部(編成チーム)へ異動となりました。所属当初は「転職したのか?」と感じたほど、制作とは全く異なる仕事内容に驚きました。先輩女性から二人一組で仕事を教えてもらい、お互いにサポートし合えるまで成長させてもらいました。先輩は本当に優しくて、お子さんのお弁当と一緒に私のお弁当まで作ってくださるなど、家族のように愛をもって面倒を見ていただき、今でも慕う先輩の一人です。私はこの部署で、二回の産休・育休を取りました。
そして復職後の2021年8月より、現在のテレビ局業務部で勤務しています。端的に言うと「局が持つあらゆる引き出しを活用して、スポンサーニーズを満たそう!」という部署です。企画立案、調整、予算管理が主な業務ですが、イベント運営から、フリップ制作、著名人のブッキングまで、あらゆることにチームでチャレンジする「何でも屋」のような存在です。制作や編成での知見を生かせることもあり、そこに主婦や母としての目線も加えながら、自分のすべてをぶつけて日々、全力でトライしています。
仕事も子育ても、“何事も楽しむマインド”を大切に
まだ子どもが幼いので、夫婦で協力して送迎などを担当、また週3日ほど実母に家事をサポートしてもらっています。子どもと過ごす時間は、寂しさを挽回できるよう最大限に寄り添うようにしています。とってもかわいいです。
家族からは「RCCで働くことでイキイキしている」と言われます。エキストラ参加や小物の準備などで撮影に協力してもらうことが多く、面白い経験ができていると喜ばれることも。私個人としても、取材で得た知識で絶品ギョウザが作れるようになったり、先輩の結婚式VTRの制作でかなり凝ったPVが作れたりと、仕事の延長で楽しさを感じる場面もたくさんあります。
RCCで働いていると、背伸びと挑戦の連続です。そのおかげか、自身が積極的になり、より考えを巡らせながら生きられるようになった気がします。「ママワーカー」としては悩みも尽きませんが、仕事も子育ても、“何事も楽しむマインド”を大切に取り組んでいきたいと思っています。