【枡田絵理奈の連載コラム】第7回 美容と、マスパン。
子どもが撮った不意打ちショットに「このままではいけない！」と決意
最近、私のスマホで写真を撮ることをマスターした我が子たち。写真フォルダには、身に覚えのない写真がいろいろ入っています。「子どもの目にはこんな世界が広がっているんだ…」と、微笑ましい気持ちになります。
ただ、そんな中、見つけてしまったんです。リビングにちょこんと座る、私の姿を。まさか写真を撮られているなんて微塵も思っていないから、完全に気を抜いている状態。背中は丸まって、体は全体的になんだかふっくら…。なんか、この姿見覚えあるなーと思って考えた結果、ディズニーのベイマックスみたいだという結論に。鏡に映る時、写真を撮る時は、意識して自分がよく見えるように構えがちだけど、無防備な自分ってこんな姿だったのか…。子どもが撮った下からの不意打ちショットなんて、二重顎だし、口角は下がってるし、「わぁぁぁ見てられない！」と、思わずすぐに写真を消してしまいました。そして、このままではいけないと、突然美容に目覚めたのです！！
今まで、ビジネス本や子育て本、レシピ本ばかり読んでいた私が、美容本を読み漁り、良さそうなことは片っ端からチャレンジすることに。早速ゆめタウンに行き、スチーマーと大量のシートマスクを買ってきました。（無理なく続けられることが一番大切！と書いてあったので、コスパの良いものを選ぶようにしました！）
子どもたちは私がパックをしている姿がツボらしく、パックしてー！と言ってくれるので忘れずに続いています。蒸気が出るスチーマーにも興味津々。スチームを当てながら、いつもより丁寧にクレンジングをしたり、頭皮のコリは顔のたるみにつながると聞いて頭のマッサージをしてみたり、顔の筋トレをしたり…。まだまだ目立った効果は感じていませんが、少しだけ、顔色が明るくなった気がするような、いつもより顔がスッキリしているような…。ささやかな変化に喜びを感じています。以前、髪にエクステンションをつけてショートヘアからロングになった時に「なんかいつもと違うね。前髪切った？」と聞いてきた夫は、絶対に私のこんなささやかな変化に気づくことはないでしょう。でも、自己満でいいのです。
これまで、髪を振り乱して子育てして、自分のことは後回しの日々でした。しかし末娘が幼稚園に通うようになり、少しは自分にも目を向けようと思っています。目標は、いつも「今の自分が一番好き！」と思える、そんな大人の女性になりたいです。
枡田絵理奈
2008年TBSテレビに入社後、「SUPER SOCCER」「チューボーですよ！」など、さまざまなジャンルの番組で活躍。広島東洋カープの堂林翔太選手と結婚し、2015年退社。現在は広島で3人の子育てをしながら、フリーアナウンサーとして活躍中。
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